毎年楽しみに見ている
トニー賞授賞式。
(一昨日wowwowでTV放映)

今年の快挙はこの人!
アリ・ストローカー。

「オクラホマ」に出演し、助演女優賞を受賞。

授賞式では、各ノミネート作品のハイライトシーンが舞台で演じられるのだが、
解説を聞かないでいきなり見た私は、
彼女の姿に「え?」と思った。
「まさか?、本物の障がい者?」って。

上半身に比べてすごく細い脚。
上半身が動いても全く動かない脚。
だけど、
すごいパワフルな歌声!

彼女は2歳の時に事故に遭い、以来車椅子生活だとか。
それでもミュージカルへの夢を追い、車椅子に乗る人としては初めてのニューヨーク大学芸術学部卒業、初めてのブロードウェイ俳優となり、ついに今回の授賞と相成った。

とつけむにゃあ!
とんでもないエネルギーの持ち主だ。

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我が身を振り返ると、
3年半前、リウマチの悪化で両股関節が破壊され、バレエもコンテンポラリーダンスもできなくなった。
そして、2年半前、新たな表現の場を求め、ゴスペル/ミュージカルの教室に入ったのだった。

踊れなくなったら歌でも歌おうか、と。

でも、頭の中はいつも不具合を抱えた身体に囚われていた。
いつも心は、いじけていた。

壊れた身体にばかり目を向けないで、
歌をもっと真剣に練習すれば良かったのに、って今は思う。

あの頃は生活全てがスローダウンして、
意欲がなかった。

股関節痛くても歌は歌えるのに。
なんか人生投げちゃってたんだよなぁ。

モッタイナイ!

それが今、
手術したらいろんなことに意欲が出てきて、踊りたい、だけじゃない。
今、願うことは、

歌が上手くなりたい!


今からひとりカラオケ行ってきます。ニコニコ