薄曇りの明るい空広がる。このあと一時的に雨が降るとか、、

でも関係無いか、洗濯物は全て取り込んだし、

外のいつものデッキチェアーも畳んで室内へーでコンニチハ、樹木黄緑です。

 

本日外壁点検の作業が入るらしく、片付けておいて下さいと言われていた。なのでベランダは空っぽ。今日はタバコは立って吸うか。しかし本日の天気はいきなり降ったり止んだりの模様なので作業は実施されるのか?時間になっても外に人の気配無し。なのに、猫たちソワソワ。チム谷くんがソファーの上でなぜかウンチ(防水シーツをかけていたのですぐに処理)。もう、、ってな具合の始まりなので、今日は一体どんな日になるのだろうと勝手に想像。休みを頂き、午後から孫たちのお世話係となるし。何事もない事を願うばかり。

 

先日のこと、帰宅途中に立ち寄った大型販売店にて素敵な人を見かけたのだった。その人は腰を折り、下段にある商品を眺めてはスマホを凝視していた。俯いていたところに私が丁度通りがかったので顔を上げた。そしてつい「あなたの髪型はとても素敵」と言ってしまったのだった。すると一瞬驚いた表情をして「ありがとう。あなた英語話せるのですね」と言われて「少しだけ」と返す。するとどうやら何かを探していたらしく、「排水溝を掃除する時の洗剤を探しています。コレはコレでしょうか?」などと尋ねられ、一緒にしゃがみ込んで探すことに。

近くの英会話学校で先生をしているらしく、出身はアメリカ、Texasと、黒い大きな瞳を輝かせる。随分昔のことだが、日本で知り合った友人(名前は忘れた)を訪ねて行ったよなぁ、、とか思い出しながらしばし話す。携帯すら持たなかったあの時代に、私は一人でどうやってあそこまで行って、それも広い町中でその人と出会えたのかしら?家まで行って家族にも会った(妹が一人いた記憶)、、そう言えば、別の友人を訪ねてシアトルだっけカナダのバンクバーだったっけ?の近くの小さな島へ船に乗って訪ねて行った、、とか、もう記憶が曖昧すぎて謎だらけだ。でも行ったんだよなぁ。

 

商品を見極めた彼女はとてもチャーミングな笑顔で「ありがとう」と言い、私は「他に何かお困りのことは」などと言いながら立ち上がり最後に「あなたの髪は素敵」と言って立ち去った。黒い肌の彼女の整えられたアフロヘアーはとても美しく、何だか意志を持っているようだった。それは「私は私、ありのままの私」という、世間で一時期盛んに取り上げられた言葉をそのまま思い出させたのだった。

その後店ですれ違う事はなかったが、もしいつかどこかで出会ったらまた声をかけるかもしれない、、なんて思いながらBBAは目的の商品を探す。探していたペット用消臭剤(ムスクの香り)を見つけ買い求める。

それにしても何の躊躇もなく咄嗟に出てきた異国の言葉を、それもうっかり口にした自分に驚く。海外に出たい、、と言う思いも押し寄せてきた。その前にまたどこかで会えたらなぁ。

外にはやっと人の気配が。雷を伴い大粒の雨が降ってきたというのに。