たまたま中国の老人ホームの話のドキュメントを見た。


出ている高齢者は、外へもわりと自由に行き来しているし、大人用の三輪車で出かける人さえいた。


そんな日本では十分『自立』と見なされる高齢者の老人ホームに入る理由は、

『家族に面倒を見てもらえないから』

子供達は働かないと生活がなり立たないからほとんど家にいない。

自分は外にもあまり出れなくて、

寂しいから、人と話をしたいから、老人ホームに入る。

子供も、親の面倒をみていたら働けないし子育ても出来ないから、老人ホームに入れることに抵抗が無い。


お金の話しももちろんあるだろうけれど、その、当たり前、普通と言えるところに、

なんか日本の異常さを感じた。


在宅で親の介護をするために自分の生活が成り立たなくなって、介護離職したり結婚を考えられなくなる日本。


その先、さらに高齢者の面倒をみる家族がいなくなる。


かといって、施設に簡単には入れないし、施設自体も人手不足。




『考え方』って大事だなと思ったのは、

自立に近くても、友達になりうる人が近くにいる施設に住めれば、話がいつでも出来て家族がいなくても寂しくない。

その生活が高齢者を元気にして、要介護になり難い状況にもする。

医師が常駐しているから適度な医療も受けられる。


これで、胃ろうなどの無理な延命をしなければ、それはそれでピンピンコロリなのかもしれない。

住み慣れた家で寝たきりよりも、よっぽど良い状態で、介護度が低い分介護士の負担も少ない。



老人ホームに入りたいという人の人数がかなり増えているそうなので、施設が追いつかないというところは問題だろうけれど、

その見た限りの老人ホームのあり方は、アリだなと思った。