6年くらい前の実母の状態。
誰に対しても、母はかたくなに「食欲が無い」と言っていた。
それでも、私が実家に行っている時は、そう訴えつつも少なめではあるけれ食べていた。
私は、普通に接していた。
「目の前でごめんね。私はお腹すいているから食べるからね」と言って食べていると、
私が食べているのを見て、「それなら食べれそう」となって食べたりもしていた。
無理に、食べさせようとしたり言ったりしないで過ごしていた。
~したくないものを、無理に言ったら、余計にしたくなくなる
そのことが、いつも私の心にある。
今、家族に対しても、仕事をしていてもいつも心にある。
それが、私の寄り添い方の基本になっている。
子育てでも介護でも、
どうしてもいつのまにか、こうして欲しいとかこうなって欲しいが心を占めてしまって、それは自分自身の思いでしかないことに気づけなくなってしまう。
自分だって何かを無理に言われれば嫌なはずなのに、人には言ってしまう。
心配だからという言葉の力も借りて。
それはいつのまにか癖にもなってしまう。
そんなところに気づいて、ひたすら本人の気持ちをみていく。
気持ちが全部わかる訳でもない。分かるふりも別にしなくて、
そんな時間を過ごしていた。