夏前に、


義父がしばらくお風呂に入っていないかもという時期があった。


しばらく入っていないならと、

風呂釜と浴槽の掃除を念入りにして、

「お風呂綺麗にしたから入ってね」

と促したのが第一段階



湯舟に入っていない時期があっても、

タオルで体を拭く習慣があったりするのか、

匂うと感じることは無かったので、

夏になり汗をかいても入らないようなら、

次の手を考えようと思っていた。



そんな話を夫にしていて、


お風呂の操作が分からないとか、

転びそうなのが怖くて入れないとか、それが解消出来るなら、

夫のお風呂の見守りとか、



ただ見守りより、

一緒に入れた方が義父が気を使わないなら、


近所の銭湯に一緒に行けばいいのかもと言ったところ、


銭湯に行くことに対して、

「いいねえ」という返事だったので、



言葉を継いだ。




家のお風呂だと狭すぎて一緒に入れる訳ではないので、見守りを義父が拒否するかもしれない。


銭湯に行くとしても、慣れない場所なのだから、

夫は自分がゆっくり入るのではなくて、

義父の足元が危なくないかの見守りとか、

シャンプーして体を洗って、また、シャンプーに戻るとか認知症の人がやるかもしれないことに気をつけるとか、

新しい下着に替えているかとか、

いろいろ気をつけることがあるんだよ。


と、言ったら、

少し、気落ちした表情になった。



夫は、義父のところに行く頻度は少ないから、

まだ、大丈夫と思うのも分かるし、

私の話だけではピンとこないのも分かる。


義父を床屋に連れて行くのは夫がしていて、

歩みは遅くても、義父は頑張っているところを夫に見せているだろうから、


義父が日頃「もうダメだ」みたいなことを言っても、それもまた、夫にはピンとこない




大丈夫なように見えても、

実際大丈夫でも、

気をつけておくことに越したことはない。


接している時しか、

こちらが気をつけることが出来ないのだから。




頑張るとき、頑張るしかない