供血犬 | きみちゃん♂の男らしい日記

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こんにちは。福祉施設に勤める、釣りと、料理が好きなおじさんです。独身になってしまいました。

 

 

 

シロは、その動物病院で「供血犬」として飼われていた。病気やケガをした動物に輸血するため、血液を提供する犬のことだ。献血のために供血犬を飼っている動物病院は少なくない。  だが、シロが置かれた環境は劣悪だった。供血犬は1歳以上8歳未満、体重25キロ以上が推奨されているが、当時のシロは11歳で、体重は12キロしかなかった。病院の地下室のケージに入れられ、床には新聞紙が敷かれただけ。汚物まみれの状態だった。  シロは「僧帽弁閉鎖不全症」という心臓疾患を抱えていた。心臓の中の弁が閉じず、心臓から全身に送られるはずの血液が逆流してしまう病気だ。

 

 

 

 

 

 

動物病院で、採血のためだけに、劣悪な環境で生活していた、シロ。

 

 

 

供血犬。

 

 

 

ネット記事を見て、身の毛がよだつ。

 

 

 

 

SFドラマで、臓器提供のためだけに、育てられた人間なんて話があったが。

 

 

 

 

採血のためだけに、動物病院の地下室に劣悪な環境で、生活していただなんて。

 

 

 

ひどすぎませんか?

 

 

その病院で、輸血を受けた、飼い主さんは、何を思うのでしょう。

 

 

 

 

 

 

人間って、醜いなあ。

 

 

 

 

 

 

シロは、晩年、優しい飼い主さんに恵まれ、幸せに、息を引き取ったそうです。

 

 

でも、そうで無い、供血犬がほとんどなのでしょう。