■スティーブン・キング原作の『イット』は2017年にリメイクされた映画ですが、今回は小学生の時に観せたクラスメイトの女子達が「ピエロがトラウマになった‼️」と、いうことでトラウマ映画に路線を戻して1990年の『イット』を紹介ですm(__)m⤵️。
■小学3年生の時に、男子=6人・女子=5人を集めてホラー映画上映会をよく開催していました。当時はレンタルビデオが1本、二泊三日で¥780と、現在に比べてかなり高額でしたね。
■この映画を上映するとメンバーの女子達から
「💢夜に一人で洗面所に行けなくなった!」。「💢ピエロが嫌いになった!」。
「💢マクドナルドのピエロも怖く見えるようになった!」。
などなど散々なクレームの嵐…。
しかしどのメンバーもこの映画を「好き❤️」・「面白かった❗️」と大絶賛で、しばらくは小学校のクラスで「イット」が爆発的に流行りました。
🔻メイン州デリーの町で起きる不可解な連続児童殺害事件。
ピエロの格好をしたペニー・ワイズとは何者なのか?。
アメリカではピエロ恐怖症になる人が続出(ちなみにジョニー・デップもピエロ恐怖症である)。■ピエロ恐怖症に対して原作者のスティーブン・キングが「ほとんどのピエロは本来、楽しくて優しい者」みたいな呼び掛けをするが、
「お前が言うな」、「お前のせいだろ」などの非難が集中したとか。
🔻主人公のビル。
かなりカッコイイ男の子で『弱虫クラブ』のリーダー的な存在。小さい弟のジョージを「イット」【ペニー・ワイズ】に殺されてしまう。
妻がいるが子供はまだいない。
🔻『弱虫クラブ』ただ一人の女の子ベヴ。
クラブのマドンナ的存在だが、貧しい家で暴力を振るうサディスティックで厳格な父親と二人で暮らす。🔺大人になってイリノイ州のシカゴで、デザイナーとして成功するが、仕事のパートナーでもあり、付き合っている男から、何故か父親と同じように暴力を振るわれていて奴隷みたいに扱れている。当然、子供はまだ居ない。
🔻ひ弱なマザコン、スパゲッティー。
喘息持ちで発作が起きると呼吸困難になるので、いつも吸入の薬を持ち歩く。🔺父を小さいときに癌で亡くし、過保護なママから大人になっても逃れられずに、未だに童貞だが仕事は成功しているようで、デリーの町を出たあとはニューヨークのグレート・ネックへ移住。童貞なので当たり前ですが子供は居ません。
🔻おデブちゃん、ベン。
独身だが女には不自由していない様子。
子供は居ない。
🔻おしゃべりリッチー。
とにかく陽気でおしゃべり。クラスの不良グループにも怯まない性格で、弱虫クラブのムードメーカー。🔺大人になりカルフォルニアのビバリーヒルズに住み、コメディアンとして大成功している。おデブちゃんのベン同様に独身で、リッチーも女には不自由していないように見える。
⚠️ここで大人になった各メンバーに共通性があります。ですが、後々解る事なので……。
🔻現在のデリーの町で遊びから帰ってきた小さな女の子が庭先で人形を拾います。
■『イット』は前編と後編に別れており、昔の80年代アメリカの懐かしく感じる景色やシーンが盛りだくさんで、少年達の大人になっても変わらない友情と、正体の解らないピエロと力を合わせて闘うのが見どころです。
洋画ホラー『②イット』に続く