映画『①女王蜂』

■トラウマって程ではありませんが、幼少期に観て怖かったり印象的なシーンがたくさんありました。豪華キャストに、市川崑監督の映像美が光る作品です。

🔻昭和七年の天城。学生服の二人が歌いながら、着物の女性と三人で山道を歩いています。景色はうっすら紅葉しているので初秋でしょうかね。素晴らしい自然ですね、現在この場所はどうなっているのか気になります。

🔻日下部仁志役の佐々木勝彦さん。学ラン姿に若干無理があります💧。

🔻滝汗ぬおっ❗️❓速水銀造役の仲代達矢さん。オッサンが学ラン着ているようにしか見えません!!😧💦。前に書いた記事の『この子の七つのお祝いに』の岩下志麻さんのセーラー服姿より無理があります。

🔻着物の女性は大道寺琴絵でドキドキ萩尾みどりさん。可憐で清楚な役がぴったりですね。先に言いますが、銀造は琴絵に心惹かれています。
銀造、顔が近いです!💢

🔻琴絵はこの時、既に日下部仁志とデキています。銀造…憐れです。ドキドキ琴絵はキレイですね。

🔻仁志と銀造の二人は、源頼朝伝説を求めての旅で、二週間も琴絵の家の大道寺家に泊めてもらっていた。
二人とも京都へ帰るので琴絵に『月琴の里』のバス停まで送ってもらったのだ。

🔻レトロバスが来ました。この場面の木々を見ると初秋じゃ無く、秋深まる感じがしますね。■関係無いが何故『春と夏と冬』は「深まる」という言い方をしないのに秋だけ「深まる」んですかね??

🔻二人が京都に帰り三ヶ月後。すっかり季節は冬となり雪が降っている大道寺家の『唐の間』では……

🔻なんと琴絵は日下部仁志の子供を妊娠したのが発覚。何故か仁志は自分の住所すら琴絵に教えず、手紙も全て銀造宛てに送らせているという。明らかに仁志は何かを隠しています。
仁志の母親が琴絵との結婚を反対している事で、仁志は琴絵に預けた祖母の遺品の指輪💍も返却するように頼む。
右は琴絵の家庭教師の神尾秀子役の岸恵子さん。ここで当主に呼ばれて神尾秀子は退室します。

🔻琴絵と仁志が『唐の間』で二人きりで話している間、神尾秀子が当主(琴絵の父親)と話していると『唐の間』から琴絵の悲鳴が!!!
神尾秀子が唐の間に駆けつけると、扉には内側から『掛け金』で施錠されています。内側から琴絵が扉を開けると、琴絵は呆然としています。

🔻琴絵に駆け寄り、どうしたのか聞く神尾秀子。ふと部屋の奥を見ると恐怖に顔が歪みます。

🔻日下部仁志は頭をカチ割られてザクロのように中身をぶちまけて机の上で死んでいます。側に壊れた琴絵の月琴があり、内鍵の掛け金が掛かっていた密室に琴絵一人しか居なかったので、琴絵が殺した事になってしまう。

🔻仁志の死体は崖の下に運ばれて、シダ植物を採ろうとして谷へ墜落したことに偽装され、事故死として処理されました。
そして昭和十一年の夏。蝉の鳴く中、銀造は婿養子でも構わないので琴絵と結婚させてくれと大道寺家の当主に頼みに来ます。

🔻余程、琴絵の事が好きだったんでしょう、銀造は手をついて頼み込みますが、琴絵はまったくの無表情………全然嬉しそうじゃありません!。銀造の事は微塵も好きでは無いんでしょうね┐(´~`;)┌あわれ❗️

映画『女王蜂②』へ続く