映画『①この子の七つのお祝いに』

🔻今回は金田一映画から少し離れて最凶のトラウマ映画でございます。しかしこの原作は第1回『横溝正史賞』受賞作なので少なからず金田一に縁があります。
小学生の時に父親がテレビで観ていたのを横で観てしまって眠れぬ夜が続きました。
🔻もうおどろおどろしい雰囲気が………
🔻市松人形が嫌いになります。

🔻古ぼけた木造アパートから物語が始まります。
🔻幼い女の子が雨戸の隙間から母の帰りを待っています。
🔻火の気の無い寒そうな部屋に一人で留守番しています。
🔻お母さんが帰って来ました。女の子は嬉しそうにお出迎え。母親も「マヤぁ~」と笑顔で近付くのですが、不気味な母親役は岸田今日子さん。生きているのに幽霊みたいです。

🔻毎晩、娘に父親が一緒に写る、昔のアルバムを見せます。
🔻おや?父親の顔が………なんかセロハンテープで補修されて………???

🔻懐かしそうに笑って昔を語っていた母の顔が突然何かを思い出したようで無表情になり…………

🔻針を取り出し、父親の顔の部分をプスプス!プスプス!!と刺します。( ̄□ ̄;)💦
🔻娘が見ている目の前で、プスプス!プスプス!イカれてる😧💦
🔻親子三人で記念にとった手形………掌紋がこの物語のキーワード(手掛かりとなる重要な言葉)となります。

🔻そして毎晩寝る前にお母さんから「マヤぁ~…お父さんを怨んで憎みなさい」。「必ずお父さんに復讐して」。「決して許しちゃダメ」。「お父さんは悪い人」と、教え込まれます。そしてこの不気味な母の口から子守唄に『とおりゃんせ』が歌われて娘のマヤは静かに眠りにつくのです。
こんなのが毎晩だと狂ってしまうよ……😧💦
映画『②この子の七つのお祝いに』へ続く