映画『①悪魔の手毬唄』

🔻今回も金田一を石坂浩二さんが演じる映画『悪魔の手毬唄』です。
前回もですが、ここではストーリーを説明する訳ではありません。幼少期にテレビでつい観てしまって怖くて夜に眠れなくなったシーンや印象的な部分を個人的な感想を交えて載せている訳なのでございます。悪しからずm(__)m

🔻とてものどかな田舎風景ですね。金田一さんが宿泊している『亀の湯』という湯治宿です。
私も1週間程こういう所でノンビリしたいです。

🔻静かな良い雰囲気の♨️大衆浴場ですね。
金田一さん……身体も流さないでいきなり湯舟に入るわ、手拭いを湯に入れるわで💧……。
天才と言うか、何か1つの事に秀でている人というのは、どこか凡人とは違っていたり、若干一般常識からズレているものかもしれませんね。多田羅放庵と出会います。

🔻多々羅放庵の家、あばら家ですね。代々庄屋の家筋なのに放蕩三昧で没落している。自業自得です。こういう人間って、たくさん居ますよね。

🔻『亀の湯』で再会する金田一さんと磯川警部。磯川警部の部屋に入るときにの表情や金田一との言葉少なくも温かい挨拶と、久しぶりの再会に安堵が伺えるような振る舞い。
男二人の信頼関係が分かるシーンの1つですね🎵。
磯川警部の✨若山富三郎さん✨は勝新太郎さんのお兄さんですが、私は若山富三郎さんがこの作品で大好きになりました。

🔻金田一さんが総社まで歩いている。
なんでもないシーンですが……綺麗な田舎風景と、のどかな音楽が安らげてとても好きです💓。
🔻寒そうだけどスタスタと歩を進めます。
🔻映画の冒頭でも「自転車での散歩は快適だったよ」と言っていますし、金田一さんはお散歩好きなんですね。
🔻私も散歩のときは、この音楽が心の中で流れています🎵。
🔻全然町が見えませんけど……💧。今この場所は変わってしまっているのでしょうかね?
いつか大好きな金田一映画のロケ地を巡る旅をしてみたいもんです。

🔻総社に到着。『井筒屋』の女将さんを演じるのは✨山岡久乃さん✨『渡る世間は鬼ばかり』の岡倉節子役がとても印象深い、好きな女優さんの一人です。

🔻話し方や動作から、人の良い女将さんだと伝わってきますね。
後に金田一も「あの女将さん嘘を言うような人じゃありません」と磯川警部に言っています。

🔻見立て殺人第1号の泰子です。滝壺に横たわり岩に置かれた升に水を受けて、升から落ちる水を、口に突っ込まれた漏斗で死体の中に……。
ここはそんなに怖くなかったケド印象には残りましたね。

🔻加藤武さんが演じる、到着した立花警部も、これを見て唖然としてしまいます。中村巡査役の岡本信人さんとは『病院坂の首縊り家』での名コンビですね(*´ー`*)。

🔻✨辰巳柳太郎さん✨大好きな俳優さんの一人です。傲慢で有名な仁礼嘉平もさすがに死体の異常さに言葉を失います。
『悪魔の手毬唄』②へ続きます