
思い出は年月が経てば経つほどに
美化されていくの
少しずつ色褪せてくの
貴方がほっぺたにキスしてくれたことも
今となっては
美化された思い出なの
でもね。
私はそれを思い出しながら
その思い出だけで
貴方を愛せるの。
愛について考えたとき
貴方のことしか出てこないの
愛せてたかなんて
ホントはわかんないのにね。
今でも時々思うよ、
あの時、もっと泣けばよかったって
そしたら貴方を少しでも引き留められたかも知れないって
でもね。
結局何も変わらないの
貴方は私から去ってった
私も貴方を追えなかった
結局は美しい思い出だけが残った
あのオレンジ色のバニラの香りも
暗くてよく見えなかった
貴方の顔も
肌の温もりだけを頼りに這わせた手も
心地好く響く貴方の声も
今ならわかるよ
幻想だったことが。今なら。
もう逢えない事わかってるけど
その幻想を確かめたくなる。
貴方が生きていればそれでいいのです。
私は多分
この先も
このネックレスだけは外さないと思うのです。
いや、外せないと思うのです。
色んな人が好きだし
愛してるとは思うけど
貴方だけは違うの
愛してるけど愛せないかったの。
思い出だけを愛してるの。
貴方を愛してみたかったの。
kiss on my ......