【小説】玲愛と勇介との出逢い⑦ | ぴよひなきみっちの自然のままに♪

ぴよひなきみっちの自然のままに♪

好きなときに思うままに、書いているようなblogです。いろんなお話を書いたり(小説・二次創作が主です)

佐藤健さん好きです

文字書きが好きで小説を書いてます┏○ペコッ

オリジナルの【玲愛と勇介の出逢い】の話を創作中です

noteにも書いている小説の続き








この下にもお話をぶら下げますね

↓↓↓


玲愛と勇介との出逢い⑦

玲愛さんと別れてから玲愛さんが帰宅する迄やり取りを続けて...

『勇介さんごめんなさい』
『謝る必要はないからね。この方が安心するでしょ?』
『甘えてばっかりで...』

俺は帰宅へ急ぐ...それは少しでも玲愛さんと話す為で彼女を待たせてはいけない不安にさせては...



駅で恩師との再会をした、それは偶然だった...恩師は何か言いたそうだったのは顔で解ったが、移動時間だったのか『時間を作ってくれ』と告げ駅で別れる。

玲愛さんのコンサルの先生、麗華さんと言う女性は恩師の秘書でもある事が恩師から聞かされ...それは偶然の出逢いでもあり縁


玲愛さんに言葉を伝える...
暫くしてスタンプで返事が来て、そのスタンプに思わず俺は表情を緩めていただろう

玲愛さんに『帰って来たよ』と送り暫く通話

『勇介さんお帰りなさい』
『玲愛さんもお帰り』
『勇介さんありがとう』
『その言葉を玲愛さんにも返すよ、玲愛さんありがとう』


たわいもない話にどれくらいの時間が過ぎていただろう...

ほっこりとする時間だからこそ過ぎて行く、その時間が俺に嬉しさがあった。いくら話しても飽きないそんな時間は今迄あっただろうか?...

『勇介さん明日からスケジュールはハードですか?』
『ハードではないけど、それなりに忙しい予定にはなってるかな?玲愛さんは?』
『玲愛は週の半ばから後半が忙しい感じです』
『互いに無理しないよう気をつけようね』
『ありがとうございます。勇介さん?かなり遅くまで話し込んじゃいましたね。明日もありますし...』


玲愛さんから気遣いの言葉があり『そうだね、またゆっくり話そう』の言葉を伝えて会話を終える

玲愛さんとの話を終えて、明日からの準備と仕事の依頼の確認をしていると...急ぎなものが無い限りは朝はゆっくりと決めている、準備にかなりを時間をかける

出張から帰って来てからは少し忙しさになっていたものの...玲愛さんへの連絡は欠かさず送っていた。互いに時間差はあるもののやり取りには返して...明けてからの予定を熟してると急遽あるクライアントから連絡がありアポの予定を入れた

(このクライアント...)


出張明けの週末に、急遽あるクライアントとの打ち合わせに横浜に行く用事があり、玲愛さんに話す

『横浜に行く用事が〇〇日にあってその後時間とれるかな?』
『〇〇日ですか?ちょっと待ってて下さい、確認しますね』
『時間取れたらでいいんだ』

(暫くして)

『20時には伺えます』
『俺も20時なら行けると思うから20時に待ち合わせしよう』
『わかりました。(勇介さんに逢える)』
『楽しみだね、また詳しく話そう』


玲愛は旅行から戻り、荷物の整理をしながらゆかりに連絡をする。ゆかりからは『旅行楽しめた?玲愛?火曜の予定時間取れる?』と誘いがあり...

『火曜は1日家で仕事してるから夜なら時間取れるけど?ゆかりは?』
『夜なら大丈夫なのよ!いつもの場所で待ち合わせは?』
『了解!19時ぐらい?』
『そうね...その時間なら確実だわ。玲愛?声が明るいけど何か良い事あった?』
『どうして?』
『声が明るいから玲愛何かあったんだろうなって。その話も聞いちゃおうかしら?』
『え?』

(ゆかりは観察力あるからバレちゃうな...)

旅行からの翌日の1週間予定は週の半ばから後半にかけてが多忙な日々が待っていた...

(ちょっと予定詰めすぎたかしら?...)

月曜日の打ち合わせを終えて帰宅途中に勇介さんからのLINEを確認すると...

『話したい事があって落ち着いたら連絡してくれますか?』

(何かしら?)

帰宅して落ち着いた所でLINEで話すと、それは勇介からの誘いの出来事だった
打ち合わせで横浜に来ると仰っていて『逢えるかな?』

勇介さんからのお誘いに応え予定を書き込んだ。少し心配でもあった、それはスケジュール的にお身体大丈夫かしら?...でも本音は嬉しくて勇介さんに逢えると思うとその日が待ち遠しい玲愛

『勝手に頭の中でどこ行こうかしら?』と勝手に予定を組んでいる玲愛

(あっ...勝手に予定組んでる可笑しいわ)

翌日の火曜日の夕方になり、玲愛は準備してゆかりとの待ち合わせ場所へ... 外は日が落ちて夜になり夜景が綺麗に見えるカフェでの待ち合わせ、ゆかりと逢うのは3ヶ月ぶりで、近くに住んでいても互いの仕事の関係で時間も合わなかった...

(待ち合わせのカフェ)

『玲愛~』
『ゆかり久しぶり!待った?』
『私も少し前に着いたところよ』

(席に座り落ち着いたところでゆかりに旅行のお土産を渡す)

『玲愛ありがとう』
『ゆかりからのプレゼントのお返し』
『楽しめたみたいね』

(ゆかりに旅行の出来事を話す)

『...こんな出来事があったの』
『玲愛?それってさ、出逢いは必然って事じゃない?縁があって出逢うべき相手だったんじゃないかな?』
『そうかな?』
『玲愛も恋をしなさい!という意味なのよ。旅行して良かったわね。麗華さんも言ってたじゃない』

『うん言ってたねありがとうゆかり』
『益々仕事に打ち込めるわね』

ゆかりは逢う度に勇気をくれる存在、その明るさも声もさっぱりしてる性格なのか、一緒にいても楽しく過ごさせてくれる

『ゆかり?麗華さんのパーティー参加する?』
『参加する予定を考えてるけど、まだ仕事の調整があって確定ではないの、玲愛は?』
『参加しようかな?と思ってる凄くお世話になってるし』
『玲愛は特にお世話になったもんね...確定したら連絡するね』
『待ってる』

久しぶりの友人との時間はとてもリラックスした時間で...ひとときの時間を過ごし駅で別れてそれぞれの帰宅へ

(出逢いは必然...)

帰宅途中に勇介さんからのLINEが届く、今日友人と逢う事は話していたから『楽しんで来た?』

『久しぶりに逢えたので楽しく過ごせました。玲愛、勇介さんと逢うのも楽しみ』
『玲愛さん嬉しいね、俺も逢うの楽しみなんだ。どう過ごしたいか考えておいて!』
『玲愛が考えても?』
『玲愛さんの希望を叶えたいって俺言ってたでしょ?』
『言ってましたね』
『楽しみにしてるよ』

聞くと勇介さんはお仕事からの帰宅途中との事...今日も遅くまでお仕事なさっていた事に『お疲れ様でした』と伝え

『ありがとう!玲愛さんのお疲れ様の言葉が癒されるよ。クライアントとの予定時間がかなり過ぎてしまってね』

『やっぱり良くある事ですよね?』

『···そうだね予定内に終わる事はほぼないからね。ただ朝はゆっくりだから夜型になってるところはあるよ』

『クライアントさまに合わせるのもお仕事のひとつですもの。お家に帰ってもあまりゆっくりされてないのでは?』

『玲愛さんに癒して貰おうかな?玲愛さんと逢うと疲れも取れそうな気がするよ』
『勇介さんったら』

『嘘は言ってないよ、一緒の時間を共有する事は大切な事と考えてるからね』


玲愛は些細なやり取りも大切な繋がりの時間差と感じ、勇介から貰う時間の共有の大切さを感謝の気持ちで胸がいっぱいになる...

勇介さんと逢えるまで3日、その3日の間に下さる言葉は玲愛にとって胸がいっぱいになる時間でもあった

一方の勇介は...仕事を熟しながら玲愛の事を考える日々を過ごしていた。玲愛の不安な表情をさせたくない思いがあり『玲愛さんの不安な表情はさせたくない、だから安心して欲しい』

(玲愛さんの中の言葉のブロックをなくしたい...)

(言葉を伝える事で不安な気持ちは無くせる自信は俺にはあった)

言葉を掛け続けて玲愛さんと逢う日を迎える


朝、目覚めたのは9時すぎ玲愛さんに『おはよう』と送り、簡単な食事を済ませて作業に取り掛かる...。今日は3つの打ち合わせのアポがあるが、2つのアポはそんなに心配はしていないただ問題なのは3つめのアポで...

余裕持って時間の設定はしたが、上手く纏まるよう心がけなければ...

書類作成を終えて急いで着替えてひとつめのクライアントのところへ...

移動中に玲愛さんからメッセージが届く

『勇介さん遅くなってごめんなさい、ちょうどひとつめの打ち合わせが終わりしばしの休憩です。おはようございます!今日の打ち合わせが終わりましたらお知らせします、勇介さんのお仕事が上手く纏まりますように』

『俺も頑張るね!応援メッセージありがとう』

ひとつそして、ふたつの打ち合わせが終わり簡単にカフェに入り軽い昼を済ませる。書類の再確認をし、クライアントからの質問の箇所を想定し纏まるよう時間との勝負になるだろう...

玲愛の打ち合わせは予定より1時間程遅れて終了する、時間を確認すると19時を過ぎて...

(急がなきゃ...)

『遅くまで玲愛さんありがとうございました』
『いえ頑張りましょうね』
『それでは失礼します』

クライアントを送り出して出る準備と勇介さんにLINEして移動(勇介さんはまだお仕事なはずだから...)

玲愛が駅に着いたのは待ち合わせの15分前で駅前は人で混雑していた(やっぱり人は多い改札口から分かりやすいところで待ってようっと)

20時を15分程過ぎた時にLINEの通知

『玲愛さん20時半過ぎてしまいそう待たせてごめん。終わって移動してる』

(やっぱり大変だったんですね)

『気をつけて来て下さい』

(良かった...終わって)

人の流れを見ながらその姿を見つけている

(早く逢いたいその姿を目で確かめたい...)

来る時間は分かっているのに...寂しくなって不安な気持ちになり始めている

(違う!不安じゃないもん)

少し目から涙が溢れ出してハンカチで涙を拭う

(勇介さん早く姿を見せて...)

その時にその姿を目で確かめた

(逢えた...勇介さんに逢えた)


『遅くなってごめんね!待ったでしょ?』
『少し...』
『不安になっちゃった?』
『(頷く)ごめんなさい...』
『(抱きしめて)玲愛さん可愛いんだから』
『可愛くないです』
『ほら?素直に受け入れようね、歩こうか?』


勇介は玲愛の手を繋いで歩いた...

『...(勇介さんを見て)』

『ここは玲愛さん良く来るの?』
『打ち合わせで良く使います』
『景色綺麗だね、一緒に歩けるなんて俺嬉しいよ。今日は遅くなったけど次はゆっくりね』
『勇介さん...ありがとう』

玲愛さんの手を繋いで街を歩いて...ある場所で立ち止まる

『ここからの景色綺麗だね、玲愛さん後ろ振り向いて見て』
『(後ろを振り向くと)灯りに包まれて凄く綺麗ですね』

『あそこにベンチあるから座ろう』

勇介さんにエスコートしてもらってベンチに座って周りの景色を眺めて...

『勇介さん』
『玲愛さんどうしたの?』
『勇介さんと同じ灯りを見て勇介さんから大切なもの下さいました』
『それは俺の言葉でもあるからね』
『勇介さんが誘って下さったから』
『玲愛さんに逢いたくてね、こっちに来る用事もあったし、その帰りに玲愛さんに逢いたくて逢いたくてね。逢うのに理由はないと思わない?』
『玲愛...いつ逢えるかな?って思ってて』
『俺もそれは思っていたよ、だから連絡は欠かせなくて...玲愛さんとのやり取りをしてないと落ち着かない俺もいたんだ』
『勇介さんが?』

『そう俺の方が玲愛さんを好きになったみたいだ。』
『玲愛も勇介さん気になる存在というか...好きです』
『それは...お互い好きになったと言う事だね。玲愛さん?我慢はして欲しくない』
『我慢?ですか?』
『そう!逢いたいと思ったら逢いたいと言って欲しい。その代わり俺も言うから』

(勇介は玲愛の頬に自分の頬をくっつける)

『きゃっ』
『俺は玲愛さんをいつも笑顔の灯りを与えられる存在でありたい』

『勇介さんからいつも貰ってるのにこれ以上貰ったら私...』
『玲愛さん?それはいくつあってもいいと思うよ。幸せに溢れるものはいくつあっても嬉しくない?』

『嬉しいです』
『ならさ、遠慮する事はないから俺は玲愛さんにいくつも伝えるよ。玲愛さんからも幸せ貰ってる』
『玲愛が?』
『玲愛さんは気づいてない?かもしれないね。少しまた歩こうか?』
『はい』

歩きながら玲愛さんに言葉を伝えて行く、その繰り返される言葉に玲愛さんは照れながら...

『俺今凄く幸せな気持ちになってる』
『幸せです?』
『好きな人と歩いてるからね、とっても可愛い彼女と歩いてる』



何気なく歩いてるこの時間は俺にとって癒しの存在である彼女...玲愛さんに癒されている事に気づいていた...

『夜景ずっと...見ていたいですね』
『幸せな気持ちになれるからね、玲愛さん覚えてる?』
『ホテルの部屋からの夜景も綺麗じゃない?俺の部屋で過ごしてる時に俺が話したの覚えてる?』

『勇介さんは嬉しい言葉をくれました』

『玲愛さんをあの灯りのように輝いて欲しいな』

時間の許す限り玲愛と勇介は夜景デートを過ごした