テーマをもらっての投稿
18歳 さぁ、4月から大学生よ
念願の一人暮らしよ
ご飯何作ろ
（食いしん坊顕在）あ～朝ものんびりできるわぁ〜
と寝癖の付いた髪にパジャマ姿でまったりしていた 私のもとに
トントン トントン
（ん?! ピンポン押さんのかい
）
「あの～すみません。絆創膏持ってますか？」か細い女の子の声
同じ大学の娘しか入居できないアパートだったのでためらわずドアを開ける
そこには色白で顔のちっさい小柄な少女がエプロン姿でやや神妙な面持ちで立っていた
料理をしていて包丁で指を切ってしまったそう（流血もしてないし大丈夫そうだけど不安だったよね）なんでもぬかりなく持たせてくれた母（究極の心配性）絆創膏ありますとも
これが大学生活初めての友人S子との出会いであった
後日「なんであの時ウチに訪ねてきたの？」と聞いてみた。
S子の部屋は向かいの建物の二階、私の部屋を窓から見下ろせる場所
数日前に引っ越し済で私の引っ越しの様子を見ていたらしい「コレは同級生だ！」と
できれば…髪も整えちゃんとした服で出会いたかった気もするが
ここから同じアパートに十数名いた同級生と「サラダ
作ったからお裾分け〜」「お鍋
するからウチに来て〜」「時間ある？話聞いて〜
」なんて交流が始まったのだ
いい思い出だね
これから初めての一人暮らしをする方に素敵な出会いがたくさん訪れますように
