売れる営業マンのマインドコントロール | 幸せを求める日々~自立を支援する心理カウンセラーの気づき~

幸せを求める日々~自立を支援する心理カウンセラーの気づき~

幸せは求めるものではなく、心の目で感じるものです。「幸せを求める日々」に終止符を打ち、自分らしく生きることで幸せを感じましょう。破天荒な心の住人、「くれたけ王子」のワンポイントアドバイスも連載中!

タイトルを見ただけで、特殊な能力を持った人のことだ、

と感じると思う。実はものすごい簡単な仕組みがある。


私の知り合いに、保険会社で勤務している人など、営業

要素の強い職種の人間が多くいる。次から次へと商品を

売る人と、なかなか商品が売れない人がいる。ここの違い

は何なのか、それは「いい人そうに見える」と「いい人」と

いうことになる。


もっと分かりやすく言うと、売れる営業マンは、基本的に

いい人そうに見える。でも、見えるだけで実は根っからの

いい人ではない。売れない営業マンは、根っからのいい

人なのである。


例えば、お客様を紹介して欲しい時に、売れない営業マ

ンは、「必要としている人がいればご紹介ください」といっ

た案内になる。売れる営業マンは「弊社の商品にご満足

頂けたのであれば、是非お知り合いにご案内ください。ご

紹介頂けそうか方は何名ほどいますか?」となる。違いは

すぐに分かると思うが、売れない営業マンは相手に委ねる

のに対し、売れる営業マンは相手を追い込むのである。


ここには賛否両論あると思う。自社の商品、もしくは自分

自身に自信があり、紹介頂いたお客様にとっても必ず有

なものになる、だから何も悪いことではない、と売れる

営業マンは言うだろう。それも一理あるが、私はこのやり

方は使わない。


目の前のお客様に負荷をかけることになるからだ。お客

様はその商品が気に入ったから購入
するのであって、知

り合いに話をするかどうかは本人の
自由である。その自

由を義務に変えてしまう、それが具体的な内容を言わせ

て追い込む話術でのマインドコントロールである。


最後に、私は否定的ではあるが、良いか悪いかはあなた

自身が判断するもの、と付け加えておく。