○京都 3-2 三重●


【得点】

11分 三重 #13

13分 京都 #5 定野智人

27分 京都 #3 吉田将之

35分 京都 #17 山地輝幸

37分 三重 #10


1 政岡直也 ○

3 吉田将之 ○
5 定野智人

6 喜田真弘

8 北村暁史 ○

10 相井忍

12 戌谷進

16 松岡紘平○

17 山地輝幸

18 及川功 ○

19 松岡吉紹

20 新家悠介


三重県選抜は、MEMBER OF THE GANG(東海1部)の選手を中心に、NASPA四日市(東海2部)、FORCE FUTSAL ISE(東海2部)、バンフ三重、シビレサス、鈴鹿フットサルクラブの選手で構成されているようでした。


やはり最も警戒すべきは、#2木村雄一選手(GANG#14)。

天性の左利きのアラ。

独特のリズムで仕掛けてくる選手で、一瞬のキレとゴール感覚、類稀なパスセンスを併せ持っています。

左利きだからといって、左だけしかないわけではなく、右サイドでは中に切れ込むフェイントで縦に行ってみせたりもするし、トゥキックでアザーサイドの味方へ鋭いシュートパスを送ったりもする。

#16 布生竜也選手兼監督も左のスペシャリストですが、GANGは左利きのテクニシャンが多いのですかね。

いや、中本のタッちゃんといい、三重はテクニシャンの宝庫ですね。


始まる前から、苦しい展開になりそうだと予想していました。

この試合で我々に課せられた義務は、得点を稼ぐことではなく、試合に勝つこと。

試合前のミーティングで確認したのは、三重の注意すべき選手と、1点差でもいいから、試合に勝つというノルマ。


試合は、事実上の決勝戦だったのではないかと感じるほど、緊迫したものとなりました。


GANGは関西地域以外のチームでは、最もよく知るチーム。

その強さも、いやというほど知っています。

僕はといえばベンチワークに必死で、ゴールシーンの記憶があまりないですね。


先発ゴレイロの#1 政岡直也が非常に安定したセービングを見せていたこと。

#10 相井忍、#5定野智人、#10 山地輝幸、#19 松岡吉紹のセカンドセットが、驚異的な連携と強さを発揮してくれて、予選突破への可能性を感じたこと。

#8 北村暁史、#3 吉田将之、#18及川功、#16松岡紘平のセットのバランスが良く、熱い文章を書くことで有名な静岡の橋爪さんをして「クアトロセット」と言わしめる動きを見せてくれていたこと。

この2試合のジャッジと、京都のフットサルとの相性が悪いこと。

隣の東京対福岡をちらりと見る余裕も無いこと。

三重には底力があるし、この試合に勝てば京都の準決勝進出も可能性があること。


そんなことを考えながら、試合は進んでいきます。

頼もしい選手たちは、ノルマを達成、次に望みを繋ぎました。


●京都 2-3 東京○


【得点】

16分 東京 #10

19分 東京 #9

32分 京都 オウンゴール(#9 山口諒)

36分 東京 #10

37分 京都 #14 音羽大佑



東京戦は本大会の山場だと考えていました。

東京都選抜は、あきらかにこの大会の主役。

そこを倒せば、状況は一気に変わる。


京都のメンバーは、ずいぶん前から考えていたメンバーでは、ありませんでした。

しかし、フットサルにはアクシデントがつき物。

だからこそ、20名の選手を選んでいるのです。

山地、定野、政岡、相井の4名が、大渋滞に巻き込まれて絶望的。

車を置いて、新幹線で来いと電話で言った時点では、とき既に遅し。


3 吉田将之 ○
4 山本祐也

7 永松達樹

8 北村暁史 ○

9 山口諒

11 馬場知之 ○

12 戌谷進 ○

14 音羽大佑

15 近藤一成

16 松岡紘平

18 及川功 ○

19 松岡吉紹



東京選抜の選手のどこが優れているかというと、フィジカルとメンタルの部分だと思います。

継続的なトレーニングに裏打ちされた体つきを見ていると、その余裕あるプレーぶりに納得がいきます。

フィジカルは自信につながり、自信はプレーの落ち着きと、判断力につながる。


東京のプレスは確かに速くて幅が広かった。ですが、こちらが回避できていないわけでもありませんでした。

逆にこちらのプレスも、かなり効いていたと思います。
しかし、ちょっとでもリズムを崩せばやられる。東京はそんな強さを持っていました。


前半16分、静岡のXEBRAからFUGAに移籍した、東京の#10 渡井選手に、カウンターからループ気味に決められて先制を許します。

この試合は初めから、ファウルの判定に苦しみました。

ハイプレス、ケブラに対して強くいくというディフェンスを敷く京都には、ちょっと相手に触れるだけでもホイッスルが鳴りました。


早い段階で5ファウルが貯まってしまっていた京都は、前半残り1分というところで、第2PKを献上してしまいます。

キッカーはカフリンガの垣本右近選手。

名前が右近やし右に蹴るかなーと思いながら、はずせはずせ光線を送りましたが、あっさり左に決められ、0-2とされます。

前半を0-1で折り返せば上出来。この時間帯の第2PKは、精神的にかなりきつい失点でした。


後半も、活路が見えない、きつい戦いでした。

お互いにチャンスはあるものの、ゴールが遠い。


後半12分、同志社FCからFUGOUに移籍した、#9 山口諒がやってくれました。

交代直後、相手ボールを奪って、左サイドから思い切って左足の強烈なシュート!

相手ディフェンスに当たったものの、ボールはやや前目にポジションを取っていた相手ゴレイロの反応の逆をついてコースが変わり、ゴールに吸い込まれます。

1-2。

1点差となり、俄然盛り上がる京都ベンチ。


まず同点! いけるぞ!

そう思ったのもつかの間。

後半16分、東京の怒涛の攻撃を体を張って凌ぐ京都でしたが、こぼれ玉をまたも#10渡井選手に強烈なグラウンダーのシュートを決められ、1-3と再び2点差をつけられます。


しかしその1分後。

#18 及川功が奪ってカウンターから#14 音羽大佑にパス、それを音羽がスルーして#16吉田将之へ。誰もがシュートだと思った瞬間、スルーしてそのままセグンドに走った音羽へパス、それをダイレクトで決めるという、美しいゴールで、再び1点差に!


まだいける。

残り時間は3分。

同点に追いつくには充分。


しかし京都の攻撃もむなしく、刻一刻と時間は過ぎていきました。



試合後、東京都の須賀監督と、今度はチームで練習試合をしましょうと、挨拶を交わしました。

京都のディフェンスラインが高く、ハイプレスにはシンプルにロングボール回避ではなく、自陣から繋いでいたことが意外だったようです。


今度はfunfbeinで、地域王、FUGA TOKYOに挑みたいと思います。

第26回全国選抜フットサル大会、優勝することができました。


京都から、たくさんの方が渋滞の中、応援に駆けつけてくれました。

多くの方が、応援メッセージをくださいました。

ウェア・ユニフォームでご協力くださった、SREYVさん、ルース・イ・ソンブラさん、PARTIDOの中根さん、本当にありがとうございました!

写真を撮ってくれていた、じー、ちづ、ほんとにありがとう!


Alma Valente 雑草魂


初日からアクシデントの連続でした。

何度もくじけそうになりました。

でも、全員、決してあきらめませんでした。


#1 GKマサオカは三重戦をフル出場、大阪戦の前半ともに、頼れる男っぷりを発揮してくれました。え!それ止めちゃう?みたいな。


#2 マサミはまさかの大会前の事故で戦線離脱。若手ナンバーワンピヴォの不在は、東京戦の戦略に大きな影を落としました。昨年の石川の全国大会では、フットサル初心者同然でした。1年でこんなにも成長した男は、他にはいないでしょう。


#3 マサは、福岡戦を除く4試合に出場。安定感溢れるプレーで、リズムを作ってくれました。


#4 ユウヤは、東京戦と福岡戦に出場。東京戦ではやったこともないピヴォをさせたり、かなり難しい役割をさせてしまったことが心残りです。しかし、ユウヤがいたからこそ、難関のグループリーグでヨシツグを使い続けることができた。


#5 サダはすげー。最強のセカンドセットのキープレーヤーでした。


#6 キダは地元静岡、清水東高校出身で元U15代表。FUGOUに移籍して、戦えるカラダを作っていってほしいです。


#7 タツキは全国屈指の猛者を相手に、果敢に挑みました。約束どおり、MUNICH持っていくわな。


#8 サトシはキャプテンとして、本当にチームを支えてくれました。


#9 リョウは終始マイペースでした。


#10 シノブは本当に頼りになります。ピヴォとしてもアラとしても、期待通りの最高のプレーをしてくれました。


#11 バンちゃんは東京戦と福岡戦のキーマンでした。 福岡戦で退場して、逆境を作ってくれました。今となってみれば、それが優勝への布石だったのかもしれません。


#12 インちゃんは東京に3失点以外は、無失点だったかな。今までで最高のパフォーマンスでしたね。


#13 シンリは腸炎。腸炎て。


#14 オトは、チャンスも作って、点も取って、でもピンチも作って。


#15 カズは、福岡戦に出場。2失点してしまったけど、福岡の攻撃を2点で抑えてくれたなら十分でした。


#16 コウヘイは、膝が不安定な中、東京戦・三重戦・大阪戦と、3試合もコンスタントに出てもらいました。全国屈指の最小のファーストセットに、コウヘイは欠かせないね。


#17 テルはキレキレ。


#18 イサオは速かった。


#19 スピードスターのドンが病気で辞退した代役は、不動のベッキ、ヨシツグです。点は取らんけど、10得点にも勝る働きをしました。5試合全部出場したのは、サトシとヨシツグだけじゃないかな。


#20 ユウスケは、もっと出したかったけど、出せなかった。来年からのU23選抜を背負って立つ男になってほしいです。


ナミは本当によく動いてくれました。試合中の助言も的確で、本当に助かりました。
タツもリエも、フル稼働で選手のカラダのケアをしてくれました。ふたりがいなければ、選手たちはあれだけのパフォーマンスを続けられなかったでしょう。

佐野さんはしゃべってましたねー。


いろんなアクシデントがあって、その度にハラハラさせられました。

皆の力で、信じる心で、運も味方につけて、勝ち取った優勝だと思います。


応援ありがとうございました。