決勝戦は、もうひとつのライバルにして最後の難敵、FSK futsal club FUGOU KYOTOとの対戦でした。

円町は大将軍の京都府立体育館には、遠く京田辺や八幡、枚方などからたくさんのフュンフバインスクールの子どもたちとその御父兄様、たくさんのフュンフバインサポーターの皆様、多くの京都のフットサルチームの皆様が応援に来てくれました。
注目される中で真剣勝負の試合ができることは、本当にありがたいことです。

試合は準備の関係で、15分ほど遅れて開始されました。
観戦の方々はやきもきしていたことと思います。


funfbeinのスターティングファイブはゴレイロ12戌谷進、2吉田将之、4岩川拓起、14弁野真治、15北村暁史。
対するFUGOUのスタートはゴレイロ12桑野選手、7中田選手、10入部選手、16松岡選手、22坂根選手の5名。
坂根一馬がスタメンで来るのは珍しいこと。
この試合に対する気迫が感じられました。

funfはプレスラインを高く保ち、FUGOUはゴールから16mぐらいのところからプレス。
FUGOUの狙いは裏、ワンツーでカウンター気味の攻撃。

前半開始2分、15北村の右足首に違和感があり、5音羽大佑を投入。
その音羽の動きが良かったので、次の2ndセット(6綾見大樹、9三浦圭司、10山地輝幸)で継投。

そして7分、12戌谷のゴールクリアランスから前線に張ったピヴォの9三浦にドンピシャのスロー。これをトラップして右サイド深い位置でキープ。同サイドから対角に長い距離を走った5音羽へ。音羽が右インサイドダイレクトで決めて先制!三浦と戌谷のハイタッチ!音羽を抱きしめる戌谷!
1-0としました。

失点してプレスラインが上がるFUGOU。しかし、9三浦が面白いように前線で受ける。
先制ゴールを左右対称にしたように、9三浦が左サイド深い位置でキープから、右のセグンドパウに6綾見。これは惜しくもポストを叩き、連続ゴールはなりません。

前半13分、1stセットに替わったフfunfはゴレイロ12戌谷をうまく使ってハイプレスをかいくぐり、右後方から2吉田が裏に抜けた4岩川にループパス。相手ディフェンスのクリアボールを14弁野が胸トラップして強烈なハーフボレー一閃!ゴール右上隅に見事に決まって2-0とします。

しかし直後の14分、マークのずれから自陣右サイドをFUGOU25辻川選手→22坂根選手と渡り、ダイレクトで決められて2-1とされます。

それでもその30秒後、2ndセットに替わったfunfbeinは10山地→6綾見、綾見から右サイド9三浦に縦パス、3人目の5音羽、音が強烈なシュートパス、それを綾見がファーポストでヘディングでゴール!
おでこを押さえて痛がる綾見に飛びつく三浦と音羽。
3-1、再び2点差とします。

前半15分、FUGOUはロングボールの処理で6綾見と交錯したゴレイロが右膝を負傷。
桑野は随分長い間、膝をかばいながらプレーしていたからなぁ。
脚を引きずりながらゴールマウスに立つ桑野選手。控えゴレイロのいないFUGOUは、25辻川選手をゴレイロに入れてパワープレー。この5分間に、FUGOUの決定機は2度ぐらい、こちらの決定機はその3倍はありましたが、両チームとも得点することができません。
前半は3-1とリードして、ハーフタイムを迎えました。


後半最初のゴールはFUGOUでした。
後半3分、14弁野が中央で倒されますがノーファウル。こぼれ玉をFUGOU16松岡選手が拾い、右の7中田選手へ。12戌谷が対応しますが、折り返しを16松岡選手が押し込んで3-2と、再び1点差に詰め寄られます。

その後funfの怒涛の攻撃が始まりますが、ことごとくポストに当たるなどして追加点を決められません。
後半8分に相手のバックパスから得た間接FKのチャンスも、後半から復帰した桑野選手が好セーブ。
相手陣内での攻防が繰り広げられる中、10山地の豪快な左足ボレーも、桑野選手のファインセーブに阻まれます。しかしそのゴレイロからのフィードを、9三浦が鬼のようなプレスで奪い取り、ゴレイロと1対1。三浦の強烈なトゥキックが、桑野選手の股を射抜いて待望の追加点!
4-2と三度2点差にリードを広げます。

さらに後半11分、右サイドキックインから14弁野が上手く相手を交わして中央の2吉田へ。相手GKと五分五分のボールになりますが、玉際の強さで浮いたボールを体勢を崩しながらもそのままゴールへ押し込み5-2。ついに3点差とします。

3点差となったFUGOUは直後にパワープレー開始。
FUGOUのパワープレーは先日京都府1部リーグMADELINE戦でじっくり見せてもらったので、練習でしっかり対策済みでした。
長い時間のパワープレーは、3歩進んで2歩下がる。9分間のパワープレーなら、3点取られても2点は取れると踏んでいました。先にこちらがゴールを奪えれば、勢いに乗って差を広げられる。

結果は、何度もあったこちらのチャンスは全て決めることができず、両チームともゴール割ることはできず、5-2で試合終了。


最後まで諦めることなく、全力でプレーしたFUGOU KYOTOの選手、スタッフに敬意を表します。

京都大学FC.ARI
ワッフルズ京都FC
同志社フットサルクラブ
リンドバロッサ
FSK futsal club FUGOU Kyoto

funfbeinと戦った全てのチームの情熱を背負って。
京都23チームの代表として、関西大会を全力で戦いたいと思います。

沢山の応援ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします!

$Alma Valente 雑草魂