ブログに訪問してくださる優しい皆様、本当にありがとうございます♪
私は、自分の中に二つの人格があると常々感じながら生きています(笑)
前向きで、強くて、人に優しく、役に立ちたいと思う理想の自分と、
ネガティブで、臆病で、自分のことで背一杯で、大切な人に八つ当たりしてしまう惨めな自分です
どうしたらこの2人を仲直りさせて、自分を偽らないまま、1人の人格に近づけられるかなーと悩む毎日ですが(笑)
なんだか、無一郎くんや有一郎くんのお話も、少し似ているところがあるような気がするんですよね。(笑)
そして、善逸くんにも、
うんうん!
無一郎くん達については、今後も自分の中にある「二人の人格」を仲直りさせて、ありのままの自分で強くも優しくもいられるのかなーって、注目してみたいところですね♪
人間時代の紫色の瞳が、中に残っているのが見えるんですよね。
しかし、禰󠄀豆子ちゃんだけは、この束縛から逃れて自由に生きているんです。
輸血を受けるところか、血を撒き散らしながら戦っている様子もよく見かけますよね
眠りにつくと、人間の血に対するの欲も落ち着き、体力まで回復できちゃう。
つまり、「外からの助け」がなくても、「自分の中で解決」できている。
なぜ彼女だけが違うのかその理由が気になりました。
この謎を解くために(笑) 鬼滅の中で繰り返し出ている「血」や「水」「陰陽思想」などから、何らかのヒントを見つけられるのではないかと感じていて
まずは、無惨を治そうとしていたお医者様、そして珠世様が生きていた時代から、彼らの持つ知識の根幹が、東洋医学、漢方の知識ではないかと思いました。(蝶屋敷のしのぶさんは恐らく西・東の両方かな 笑)
また、鬼の能力「血鬼術」というものが
「血気旺盛」などの「血気」とも発音や意味がかぶっているように感じたので、ここからスタート
なんと漢方では「人間の生命活動」を
「気・血・水」の3つの要素によって成り立っているものだと考えているそうです。
「血」と「水」は「陰」にあたるもので、
「気」は「陽」にあたるものだとか。
あまり詳しくないので、「陰陽思想」について調べると、全てのものが「陰」と「陽」で成り立っているとみる哲学的な考え方だそうです。
自然界のもので例えると「昼と夜」「男と女」「強と柔」「太陽と月」などにあたりますが、どちらか一方だけが独立して存在するのではなく、お互い共存しながら時間と共に絶えず変化していくものだと捉える思想だそうです。
この陰陽のバランスが崩れてしまうと、災い、病気が生じやすい状態になると信じていたとのことでした。
では、漢方の「血」「気」「水」については
(自分なりに理解したもので、正解ではないことをご了承ください。)
「気」は、「生命活動のエネルギー」で、
神経や精神活動にあたるものですが、
鬼滅の中でも、司令塔のような役割で、「意識、意思、呼吸、自我、魂」のような意味を持つのかなと思いました。
「血」については、
心臓から噴出される血液のことですが、全身に広がっている血管の中を巡り、呼吸器からもらった酸素や、消化器からもらった栄養を全身へ供給する役割です。心や感情のこともここにあたるかなと思いました。
「ホルモン」という物質も血の流れに乗って移動するので、特定の臓器に「もう少し頑張ってほしい」、「今はちょっと休んでほしい」などの指令を伝達する役割もあるそうです。
最後に、「水」については、血管以外で、体内を潤す水のことです。
血から滲み出た「水」が細胞を潤し、ゴミやウイルスなどを連れ出して、リンパ管に流れるので、「リンパ液」とも呼ばれています。
リンパ球(白血球の一つ)や抗体の力で、侵略者をやっつけたり、ゴミ(笑)の浄化作用までしてくれるので、体内の防御には大事な役割をしています。最終的に血管に合流するので、再び血液になります🩸
リンパ液は、傷から出る透明な液体や涙にも含まれているので実際に見ることもできます(笑)
涙や水に関しては、鬼滅の刃でも「諦めるな、戦え(笑)」の場面によく登場しているので、ご紹介しますね。笑
禰󠄀豆子と炭治郎、
那田蜘蛛山の善逸、
天使
無限列車編の夢の中の炭治郎くんも
刀鍛冶の里編の水獄鉢の無一郎くんも、
過去の無一郎くんも、
何回も出てきていますが、今自分ができなくても、誰かが受け継いでくれる、今の自分にできることを諦めずに頑張ろうーということかなと思いました
ここからは、私の憶測ですが、鬼滅の世界では
「陽」にあたる「男性」に比べて、「陰」にあたる「女性」の方が、栄養価(「血(陰)」)が高いとされていることから、同じく体内の防御能力(「水(陰)」)も「女性」の方が高いのではないかと思いました。
つまり、「女性」の鬼は「無惨の支配から逃れやすい」体質なのではないかと。
自らの意思で無惨の支配から逃れた鬼は、珠世様と禰󠄀豆子さんだけで、とちらも女性の鬼でしたね。数が少ないため、なんとも言えませんが(笑)
おそらく、強い「気(意思)」と「水(対抗力)」があれば、「血(心、血液)」の成分を変えることも可能ではないかと思いました。
また、珠世さんと違って、禰󠄀豆子ちゃんが人間の血を必要としないのは、自分の中で、人間の「血」が持つ力を自給自足できているためではないかと思いました。
無限列車編では、術にかかりぐっすり眠っている炭治郎くんが、川の水面の下にいる自分に声かけられるシーンがあります。夢はその人の無意識領域にも繋がっている空間ですが、本来の炭治郎の意識が「水の中」に存在していて、意思をしっかり伝えていましたね。
鬼の禰󠄀豆子が眠っている間に、夢の中で同じことが起きていてもおかしくはないかなと思いました。「水面下」に人間の禰󠄀豆子の「意識」が存在していて、強い対抗力を持つ「水」を用いて「血」の成分を変化させていると考えるのもできるかなと。
人間の禰󠄀豆子の「気」が、陽気を与えてくれているので、バランスの崩れた体も回復できているのかもしれないと思います。あくまでも推測ですが(笑)。
また、家族の中でお父さんと髪や瞳の色がお揃いなのは炭治郎のみで、長男としてお父さんから「陽」の気を多く受け継いでいたとしたら、
お母さんと髪や瞳の色がお揃いなのも禰󠄀豆子のみで、長女としてお母さんから「陰」の気を多く受け継いでいる可能性もあると思いました。
炭治郎がお父さんから受け継いだのは、耳飾りとヒノカミ神楽から考えられる「太陽」の陽気で、
禰󠄀豆子がお母さまから受け継いだものは、陰陽思想の共存という考えをお借りすると、恐らく「月」の力ではないかと思います。
「月」は、一二鬼月、上弦、下弦のように「鬼」とも深い関係があるように思えて、
禰󠄀豆子が人の血を摂らないのに、上弦を上回る強い力を持っていることにも説明がつくのかなと思いました。
炭治郎は、「水」の呼吸と共に、「日」を連想させるヒノカミ神楽で鬼を退治していますが、
禰󠄀豆子が持つと考えられる「月」の光も、本来は太陽の反射光であり、炎という「陽」気を加えた「爆血」で、「血と水」が持つ強い浄化・免疫作用を発揮しているのではないかと思いました。
そのため、「爆血」を人に使うと鬼の毒を浄化し、病原体の鬼(笑)には、強い攻撃性を持つのではないかと。
長くなりましたが、禰󠄀豆子の太陽克服に少しは近づいてきたんですかね。笑 続きも頑張らせてください!
最後まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました♪