生命の戦略と遺伝子プール
催奇形作用のある外因 としては,母 体の疾患,特 にウ イルス感染(風 疹,AIDS),糖 尿病,物 理 的要 因 とし て放射線被爆,薬 剤 としては抗生物質,抗 悪性 腫瘍剤, サ リ ドマ イ ド,ビ タミンA誘 導体な どがあ る3). 母体 感染 と対 応する先天異常 としては,風 疹では白内 障,心 奇形,サ イ トメ ガロウイルスでは小頭症,ヘ ルペ ス ウイルスでは小頭 症,小 眼球症など。
外因の影響 を受けやすい妊娠 時期(形 態異常 の発生 し やすい臨界期)は 主要な器 官形 成が 起 きる受 精後3~8 週(妊 娠5週 ~10週)に 一致 してお り,そ の前 後の 妊 娠 時期 には減少 している.各 臓 器別の外 因の影響 を受け やすい週数を見る と,脳 は妊娠4週 から13週 と広 くなっ てお り,眼 や心臓 は5週 か ら9週,聴 力(耳)は9週 か ら14週,口 蓋 は12週 か ら14週 となっている。
奇形にもピンキリある。奇形が判明した場合、生かすか否かは親の意思。医学的に22週以降は、人工中絶は不可能。
果たして人間の幸せとは何なのだろうと考えてしまう。



