スマートフォンやパソコンといったコンピューターへのアクセスには本人のパスワードや生体認証が用いられるケースが増えてきました。

特に勤怠を管理する打刻システムなど、なりすましを防止して本人確認が必要なものには必須の技術ですよね。

 

しかし、ヨーロッパをはじめ、世界中で普及し始めた生体認証に対する嫌悪感が囁かれています。

国中が顔認識カメラだらけでディストピア感満載の某大国もありますが・・・

 

そこで今回は、生体認証やその他の認証方法について深堀です。

 

 

【生体認証】

一般的なのは1~4でしょうか。

1.指紋認証:指紋の模様から判断する ...精度は誤差100万分の1

2.静脈認証:血管の分岐点や方向から判断する ...精度は誤差100万分の1

3.虹彩認証:眼にある虹彩で判断する ...精度は誤差100万分の1

4.顔認証:顔の特徴点(骨格、目や鼻などのパーツの位置等)輪郭などから判断する ...精度は誤差100万分の1

5.音声認証:周波数から判断する ...95%の精度

6.耳介認証:個人ごとに異なる耳の形の違いから判断する ...99%の精度

7.DNA認証:表皮や髪の毛、爪などのわずかな体のパーツの遺伝子から判断する ...99.99%の精度

8.行動認証:パソコンやスマートフォンなどの操作、歩き方や癖や傾向といった利用者の行動に関わる特徴から判断する...精度は98%程度

 

 

【NFC ICカード認証】

NFC技術を使用したFeliCaカード(Suica・Pasmo・Edy)に加え、独自に発行されるものもある。ICチップ搭載カードでの認証方法

 

 

【カメレオンコード認証】

シアン・マゼンダ・イエロー・ブラックを基本色に最大8色で構成される様々な組み合わせで認証を行う次世代のカラーバーコードです。

見た目がおしゃれ。

 

 

【ワンタイムパスワード認証】

・スマートフォンなどの別端末を利用した2段階認証

・セキュアIDトークンの発行

・ワンタイムカメレオンコードを発行

 

 

まとめ

生体認証技術で論点となるのは、集めた生体データをどのように管理するのかといった問題でしょう

生体認証に用いられるデータは最もセンシティブな「個人情報である」。

漏洩に対して厳密な管理体制が求められるのはもちろん、

パスワードのように簡単に変更できない情報のため、偽造したり悪用されたりしたらとんでもないことだ。

なので私はできるだけ生体認証のデータは提供しないようにしている。

 

余談ではあるが某国では半ば強制的に顔認証、指紋情報を管理されている。

そして徹底された監視体制を強いている。

 

しかし今後も新たな技術は生み出されていく事でしょう。

世の中のスピードに遅れないように。

それでいて、しっかりとその先を見据えていかなければいけませんね。