3月の映画紀行 Vol.3 | kimchoco活動寫眞 -Those were the days-

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映画と本と・・・時々海保・自衛なブログです

3月はなかなか映画館に足が向かないな~。。。
年々軽くなったと思ってた花粉が、今年は結構猛威をふるっていて
痒いは、痛いは、ぼぉ~っとするは、何をするにもイマイチやる気が起きない

映画は100%観たいものと、50%くらいかなぁってものと、割とはっきり分かれのだけど
今 50%くらいの作品がダラダラ続いてるので、行ける状況で行く気力があれば、、、って感じで

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ベラミ 愛を弄ぶ男 ←予告編どうぞ 

19世紀のパリ
貧しい青年がその美貌とテクニックだけで、女性を踏み台にしてブルジョワ界を上り詰めてゆくお話

トワイライト時代から あまり趣味じゃなかったロバート・パティソンなので
「え?そんなん言うほどの男かぇ?」 って感じで、あまり感情移入出来なかったなぁ
落ちる女も女だけども

19世紀のブルジョワ界において、女性は社会的にもさほど進出できず、かと言って封建的に籠の鳥ってほどでもなく、
愛人を持つのがひとつの社会的風土であれば
やることないから やっぱ遊びまくるよなって、かなり羨ましい世界に見えた
「不景気だから お前も働いてくれよ」 なんて世界は無縁だよねぇ
逆に男はがつがつ頑張らないと、どんどん社会の負け組となって奈落の底

女は恋愛至上主義
それを逆手にとって主人公はがつがつ上り詰めてゆく
但し この主人公はちょっとばかり 性格とおつむに難があって、もちっと上手くやればいいところでドジを踏む
100%のプレイボーイにも成り切れてない
根底にある貧乏魂が、嫉妬とか妬みとか不信とか、根底を変えられずにいる

女を使ってのし上がるより
女に使われてのし上がる方が
よっぽど頭が良くて キレてると思うkimchocoでした