今週は映画2本観ました
正直興味が薄かった1本と、観たくなくてスルーしてた1本ですが
結果 観て良かった
キャタピラー
←予告編どうぞ
しのぶちゃんが銀熊取ったどーってそればかりが前フリの映画でしたが
勿論実際それだけではなく、噂通り、大西信満さんの目の演技には迫力ありました
戦争はただの人殺し、そこには理想も理由も何もなく、ただの殺戮行為に他ならない
と言う大定義を改めて思い知らされた、と言った感じでした
四肢をなくし、聴覚、言語をなくし、あるのは視覚と触覚のみで戦場から戻った夫
食欲、性欲、睡眠欲、
ただその三大欲を満たす為だけの毎日・・・
監督の若松孝二って、ピンク映画の監督だったんですねぇ
や、流石の私でもピンクはリアルに観たことないですが、ジャンルを指す名称くらいは知ってました
古い人間ですみません![]()
・・・『完全なる飼育』 くらいは見たことありまするが ![]()
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』 これも、気にはなっていても観るまでには至らず・・・
そうそう、見たいと言えば!『赤目四十八瀧心中未遂』 これ
当時、母親の富司純子が 娘が肌をさらすような作品に出演するのは耐えられない、
『出るなら死にます』 と言ったそうで
『主役を演れないなら 私が死にます』 としのぶちゃんは言い返したんだそうだ
親子で女優って怖いねぇ、役に命賭けちゃうもんね
村では軍神として崇めたてられるものの、
食べて、やって、寝て、また起きてやって、食べて、寝る、毎日毎日毎日 ただそれだけの繰り返し
一年も過ぎようとした終戦間近のある日
夫は戦場で、自ら陵辱して殺していった女達の記憶に苛まれ、悪夢に怯えるようになる・・・
ラストに流れる 元ちとせ の 「死んだ女の子」
私これ初めて聞いたんですが、背筋が凍る思いがしました
サントラは映画音楽として良い曲が沢山ありますが、だいたい主題歌が台無しにしてしまうもんです
『おまえの歌 いらな~い』 といつもテロップで思うんですが
キャタピラーのラストと、元ちとせのこの楽曲も、歌詞も、全てが凄かったです
ちょっと耳について なかなか忘れられなくなりそう・・・
『芋虫』 いつか読んで見るべきか
ラストは映画と違ってもっと切なく、違った場面になってるらしい・・・
しかし 乱歩はまったくの範疇外![]()
私は今までに、観るだけで衝撃・・・な映画に2本出会いました
『太陽』
『闇の子供たち』
今でもふっとした時に脳裏を過る・・・と言うか思い出されるんですが
『キャタピラー』 も追加ですね
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さて!気分はガラッと変わりますが
トイレット
←予告編ど~ぞ
ところでこれは洋画なの?邦画なの?(笑)
実は 『かもめ食堂』 も 『めがね』 も、荻上作品は全く見ていなかった
単調さがきっと性に合わないと 食わず嫌いでしたが
面白い!!
最初から最後まで、ゆる~い笑いが自然と続き、そのユーモアの中に、
時々目頭がきゅーっと熱くなる思いや
心臓をきゅって摘まれたような切なさや
とっても居心地のいい映画でした
引きこもりで(でも実はピアノの達人!)、ミシンで自作のスカート作ってはく長男、
チョーオタクな次男(実は職場にもインド人のオタク仲間がいる 笑)、
気が強くてマイペースな妹、
掛け合いがわざとらしくなく、 ゆるく、 自然で暖かい、でもめっちゃ可笑しいファミリーの話です
もたいまさこ セリフなし!!!!(爆)
めがねもかもめも、そのうちDVD借りて見よ~っと♪♪♪
癒されたい・・・と思わずとも
見ただけでほっこりきちゃうような、疲れた時の休息映画だと思って
ふら~っと観に行ってはいかがでしょうか
人を疑うことも、憎むことも、全てが無意味にバカらしく思えて
隣の知らない人にちょっと微笑んでみたくなります
美味しいもの食べて、綺麗な音楽を聴いて、なんて幸せな人生なんだ~っと
無理に笑わなくても大丈夫な1本です
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対照的な2本でしたが、だから同じ週に観れて良かったのかも・・・




