マイ・ブラザー | kimchoco活動寫眞 -Those were the days-

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映画と本と・・・時々海保・自衛なブログです

観たい映画をとことん見逃してる梅雨の空(意味不明)

これだけは絶対観たかったって1本を、今日やっとこさ観て来ました


kimchoco活動寫眞-0707マイ・ブラザー ←予告編どうぞ


この映画は 『ある愛の風景』 と言うデンマーク映画をリメイクしたものです

以前こちらも観に行ってアメーバUP ←してました、宜しかったらどうぞ


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夫して父として、軍人として誰からも愛される兄のサム


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銀行強盗をして服役中だった弟のトミーが、サムの出兵と入れ替わるように出所してくる


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そして兄の戦死で悲しみに暮れる一家は、弟サムの改心と共に少しずつ立ち直っていく


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そんな中、戦死したはずの夫サムが豹変した姿で突然戻って来た・・・


どちらかと言うと、私はハリウッドリメイク版より 『ある愛の風景』の方が好みかな、と思います

ストーリーも、細部に渡るエピソードの数々も忠実なリメイク版でしが、

『愛』 をテーマに深く掘り下げていたのはハリウッド版かと


生きて戻るために仲間を殺し、

やっと戻った暖かい家庭では妻と弟の不貞に悩み、

最後 狂気のワンシーンで、兄の放った 『溺れる・・・』 って言うセリフが印象的でした



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トビー・マグワイアが凄かったです

スパイダーマンの面影なんかどこにも無くって、

出征前と後でのビジュアルの変化もかなりのものでした

ガリガリ君ですよ、目はどこか虚ろで、今にも爆発してしまいそうな狂気に満ちた目は

ただ穏やかで弟を愛し、家族を愛していた頃の彼とでは

別の俳優が演じてるのかと思うほど


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言わずと知れた私の大好きなナットも、

相変わらず美しいまま、二児の母親役にも違和感ありませんでした


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彼のDVDは全部ほとんど持ってます!ってくらい好きなジェイク・ジレンホール

カメレオンアクターではないですが、こういうナイーブなメンタル的な役をやらせたら上手いです


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そして!子役の姉妹の演技がものすごい、上手い

日本にも ついこの前マザーに出てた女の子とか、子供店長とか?(笑)

相当上手い子は沢山いるとは思うけど、ハリウッドの子役は既に子役にあらず

ちょっとレベルが違うんじゃないか?と思うほど上手かった


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で、ちょっと独り言


私が事ある毎に述べてる自論ですが

法的秩序を守る為に、悪に銃口向ける正義の殺人(適切な言葉ではありませんが)とは違って、

自国の為に、各々が信念を持って行うエゴの殺人とは違うと思うんです

戦争で戦う人々に悪人なんていない


愛のために、愛では拭い切れない代償を払うのは

人とひしてもっとも悲しい行為じゃないんだろうか


戦争を終わらせる為に原爆を落とした、そんな正論を吐くアメリカ人がこの世に居る限り

ハリウッドはもっともっと、この手の映画を作り続けて欲しいと思うんです

いつか私たちが犯した罪も、

きちんと真正面から教科書で学べるようなそんな日本にする為に、

日本映画でも、どんどん作ったらいいんだと思います