ブログテーマをmovieかBOOKにするか迷うところですが
本日は活動写真movieで
期待通り面白かったです!予告編
←だけでも、どうぞご覧下さい
キャスト左から
小林遣都、香里奈、貫地谷しほり、藤原竜也、小出恵介
都内の2LDKマンションに暮らす男女4人の若者
それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、”本当の自分”を装うことで
優しく怠惰に続く共同生活。
そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始め・・・・・・。
ディテールを知ってるだけに、セリフまで先回り出来ちゃって感情移入度数50%
原作者の吉田修一は、私にとって初めての作家です
何がはじめてかって・・・
大体どんな小説でも、中盤まで読むと先が想像できるか、あるいは気になって気になって、
最後の頁を我慢出来ずチラ見してしまうのが悪い癖で
ところがこの吉田修一は、唯一チラ見が出来なかった作家です
普通の物語に起承転結があるとすれば、
この人の書くストーリーは、引き込まれながらもゆるゆると続くエピローグのようなもので、
最後の十頁、いや五頁くらいで、ガツン!と崖から突き落とされる
ラストが気になる前に、十頁先、一頁先、次の行、が気になって気になって止まらなくなる
気になって気になってガンガン読み進んで行くと、『あれ?あと数頁しかないよ!?』
ってとこで、いきなりラストもの凄い衝撃が待ってるんです
こんな小説どうやって映像にするんだろうと、めちゃくちゃ楽しみにしてた一本です
とは言えやっぱりちょっと 『知ってる』 だけに、中盤中だるみかな~と思っている矢先
やはりとてつもないラストにやられました
行定監督 好きなんだよね~、演出が凄く良かったです
小説は小説なりの、映画は映画なりの解釈かな・・・と思ってたんですが
観終わって、どちらにも相乗効果が出る良い作品でした
しかも!今回好きじゃない配役っちゃ配役だったんですが
小出恵介が上手い!!
彼ってこんなに演技上手かったっけか!?かなりの衝撃でした
上手くなったな~、いいな、いいよ!
演劇界では天才とか言われてる藤原君ですが、
私は映像でしか観たことがなく、彼のセリフって聞き取り難くくてあまり好きではありません
今回は小出君に食われちゃったかとも思います
そんぐらい良かった!
公式サイトのコメント欄で、あの蜷川さんも褒めてたくらいだから
今時のうんちゃらドラマ俳優ではなかったみたいです
共同生活を成功させる秘訣は・・・
実は極限には恐怖が潜んでいるという
思わず背中がゾクっとなるような、そんな世界を実感出きる作品です
そして一言、
香里奈が言った最後の言葉に凍りつき、恐怖のまま映画館を後にしました
小説も最後の数頁でいきなり凍らせてくれたし
それまでのあの青春ストーリー的 ゆるゆるドラマはどこ行ったんだ!?
吉田修一、行定勲、万歳!
あ~面白かった
秋口公開の 『悪人』 が益々楽しみです



