鼻すじを通す。 | 麻生泰オフィシャルブログ「過去は変えられない。でも、未来は変えられる。」Powered by Ameba

麻生泰オフィシャルブログ「過去は変えられない。でも、未来は変えられる。」Powered by Ameba

美容整形、豊胸、二重、眼瞼下垂、脂肪吸引、ヘアジニアス、発毛・育毛専門治療は、最先端医療の 【東京美容外科】 へ。

鼻根部の隆鼻

鼻根部位の隆鼻には、大きく分けて2種類の方法があります。

ヒアルロン酸やハイドロキシアパタイトを用いて注入で鼻筋を通す方法とシリコンプロテーゼや保存軟骨を使用して手術で鼻骨の上に挿入する方法の二種類である。

それぞれに、メリットとデメリットがある。

注入による方法

 

 

 


 

 

ヒアルロン酸を注入する方法では、簡単にほとんど一分足らずで処置を終えることができる。

いわゆるプチ整形の代表ともいえるこの処置は、ダウンタイムなくメイク感覚で行うことができる。

簡単に、希望どおりの鼻根部を作成することができる反面、鼻先の形成には不向きである。
理由は、鼻根部には鼻骨が存在し、鼻骨が基礎となって、この基礎であるプラットフォームがあることで形成するのが容易であるが、鼻先には硬組織である鼻骨の代わりに鼻軟骨が存在し、この軟骨は柔らかい組織であるので、基礎となるプラットフォームにはなりえないからだ。

副作用として怖いのは、塞栓である。

注入したヒアルロン酸やハイドロキシアパタイトが顔面の重要な血管に入ると詰まった血管の支配領域に血流不全による皮膚壊死ができる可能性がでてくる。

こういった合併症ができた場合には、ヒアルロン酸の場合には、ヒアルロニダーゼというお薬で溶かすこともできる。

一方、ハイドロキシアパタイトを注入するばあいには、溶かす薬が存在しないのでより危険度は増す。

ハイドロキシアパタイトであるレディエッセは長期的に持続するメリットが大きいが、ヒアルロン酸には溶かすことができるというメリットがあるのでより安全性は高いといえる。

とわいえ、ドクターに解剖学的知識とどのレイヤーに入れればよいのかという知識と、また注入物が広がらないように親指とひとさし指で抑えながら注入するという基本的なテクニックを使えば、塞栓を防ぐことができるだろう。