天野先生の著書 | 麻生泰オフィシャルブログ「過去は変えられない。でも、未来は変えられる。」Powered by Ameba

麻生泰オフィシャルブログ「過去は変えられない。でも、未来は変えられる。」Powered by Ameba

美容整形、豊胸、二重、眼瞼下垂、脂肪吸引、ヘアジニアス、発毛・育毛専門治療は、最先端医療の 【東京美容外科】 へ。

天野先生の著書を読んだ。本当に感動した。同じ医師として頭が下がる思いである。立派な医師とはこういう医師をいうのだと思う。

NHKプロフェッショナル仕事の流儀5月14日放送【天皇陛下の執刀医!6千人の心臓救った男
▽落ちこぼれ医師の転機▽14時間の超絶手術】の詳細情報です。
◎語り:貫地谷しほり、橋本さとし
◎登場人物:天野篤(心臓外科医、順天堂大学医学部心臓血管外科教授)
  
■一途一心、明日をつむぐ

天皇陛下の執刀医に任じられ、一躍注目を浴びた心臓外科医・天野篤(56歳)。
心筋こうそくや心不全を治療する手術で、心臓を動かしたまま行う「オフポンプ手術」の第一人者だ。手術成功率は98%と群をぬく。だがかつては大学受験に3度失敗し、希望する病院に就職すらできない“落ちこぼれ”医師だった。それでも手術で余った糸を拾い、朝まで縫合の練習をするなど苦労を重ね、名医と呼ばれるまでになった。

天野は56歳となった今もなお、月曜から金曜まで病院に泊まり込み、多いときは1日4件、
年間手術数は400以上と驚異的な数を誇る。手術に人生をささげ、ただ一途一心に患者を救おうと挑み続ける

●仕事の流儀(1)一途に、一心に

天野は、執刀医としてたずさわったおよそ6千の心臓手術で、98%という群を抜く成功率をおさめてきた。この成功率を支えるのが、“一途に、一心に”、人生の全てを手術にささげようとするその姿勢だ。

急を要する患者の連絡が入れば、どんなに疲れていようと、手術室に向かう。月曜から金曜までは自宅に帰らず、医師室に泊まり込み、24時間体制で患者を見守る。こうした生活を30年近く続けている。日本の心臓外科医が1年間に行う執刀数は50件が平均という中で、天野の年間執刀数は400以上と驚異的な数。「手術をしていないと、怖い」という天野。この圧倒的な経験値が、手術を成功に導く。

どんなに困難な状況に直面しても、その手が3秒と止まることはない。膨大な過去の経験から、最善の一手を選択し、冷静に手術を進める。

●仕事の流儀(2)生きる喜びを、取り戻す

多くの心臓外科医たちが、天野を「日本一丁寧な手技を行う」と評価する。実は天野の持ち味は、当たり前のことを愚直に突き詰めるその姿勢にある。例えばバイパス手術の材料として取り出した血管。天野は、血管の周囲についた脂肪や、外膜と呼ばれる薄皮を、しつこくつまみ取る。さらに、枝のように伸びた1ミリ以下の細かい血管も、1本1本糸で縛る。成功は細部に宿る。ほんのわずかな凹凸も全て取り除くことで、血管をつなぎ合わせた時にスムーズな血流が生まれる。通常のバイパス手術では、血流が80%回復すれば成功といわれるが、天野のそれは、ほぼ100%の流れを生み出す。単に生き延びるための手術ではない。“生きる喜びを、取り戻す”こと。術後の不安や、再手術の芽を取り除き、最終的には、患者が手術したことさえ忘れてしまうような治療を、常に目指している。



分野は異なるが、天野先生の爪の垢でも食べて、患者さんにとって良い医師であれるよう努力したい。
特に手術には拘っていきたい。