目頭切開について | 麻生泰オフィシャルブログ「過去は変えられない。でも、未来は変えられる。」Powered by Ameba

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テレビで紹介された目頭切開について書きたいと思います。




目頭切開には、本当に様々なやり方があります。


各院、各先生方が、様々に工夫されているようです。


形成外科的にスタンダードの方法は内田法といったところでしょうか。




そもそも、どうして目頭切開が必要なのでしょうか?


二重の手術をした時に、目の蒙古ひだが広く、内側が被ってしまう方がいます。


こういった方が平行型の二重を希望した時に目頭切開が必要になる時があります。






しかし、目と目の間が近い人は、適応ではありません。




できれば、目と目の離れている方が適応であると思います。




この辺が美容外科手術の難しいところです。


つまり目頭切開をすれば、目と目の間が寄るということです。




この手術は決まると、スキッとした印象を与える涼しげな眼を作ることができます。




反面、目と目の幅の狭い人に施行すると、猫のような目になり、奇異な感じがします。


内眼角の距離は28mmから30mmが適当ではないでしようか。




蒙古ひだの程度










あなたは、どのタイプですか?


タイプⅣなら目頭切開適応ですね。






それでは、代表的な目頭切開のデザインについて見てみましょう。




アルツ法





 




蒙古ひだを単純に切除するデザインです。縫合は髪の毛よりも細い吸収糸を使用します。


まさにシンプルイズザベストであるといえますが、瘢痕拘縮による後戻りを指摘する先生方もおられます。


僕は、このデザイン結構好きですが・・・




平賀法





 


いわゆる平賀先生の伝統的な目頭切開です。


平賀先生は埋没法で有名ですよね。




渡辺法





 


渡辺先生が、平賀先生の方法を改良し、急峻な角度の変化を抑えるデザインに工夫しています。




平賀法変法





 


僕は、あまり、ひだのきつくない人には、この方法を多用します。




ローグマン法





 


いわゆるZ形成です。




シーハン法





 


これもZ形成ですね。




ルムレ法





 


Z形成です。




小川法





 


Z形成のなかでは、この方法が、結構好きです。


ひだを山ととらえて、山を谷に変える効果があります。




パーク法





 





インドのパーク先生が考案した、不等角Zをかませたひだの切除です。


非常に理がかなっており、ひだのきつい人には僕もよく多用する方法です。


傷が長く、目立つように思われますが、Z効果で傷の方向が立体的に変わるので案外傷は目立ちません。


ただ、技術はいるように思います。




ブレイアー法





 


ダブルZ形成です。




カンバース法





 




マルチプルZ形成です。




マスタード法





 




これもマルチプルZ形成です。


蒙古ひだのきつい人に適した手術方法です。




マスタード法をモディファイした方法です。





 




上方部分のドッグイヤーをトリミングします。




スペース法





 





単純V-Yアドバンスメントフラップ法





 




The Fuente del Campo method





 






これは、V-Yアドバンスメントの応用です。




The Mulliken-Hoopes method





 


いわゆるW形成です。




内田法





 





日本の美容外科の先生に多くの指示がある印象です。


W形成にV-Yアドバンスメントの要素も含んでいますし、ひだも多きく切除できます。




内田法をモディファイしたV-Wアドバンスメントフラップを花弁状にスプリットした方法です。





 




このように目頭切開には、本当にさまざまな方法が、発表されています。


術者の経験によって、それぞれ手術法を決定することになります。


専門医とよく話し合って手術に望まれるべきでしょう。


二重手術と連動で行うと非常に華やかな印象を与えることもできますが、反面、傷跡が気になる方もいるでしょう。


あまり、幾何学的な紋様は、個人的に好まないのですが、時間がたてば、ほとんど傷跡は気にならなくなる印象です。女性の方はアイメークでかなりごまかすことができるので、傷が問題になることは以外にありません。


大きく切れ長な目を目指すなら、いちどご相談ください。