今日は、cedars-sinai medical centerのCMEプログラムの1日目だった。
時差ボケで、働かない頭をフル回転させながら聞いてきました。
さすがに本場アメリカです。解剖から、診断、手技にいたるまでシステマティックに講義が展開されます。
さあ、アメリカの先生方のcutting edge なknowlegeを吸収だ!?なかなかルー語みたいにかぶれてきましたが英語の方はいまひとつです。
日本でもそうですが、鼻中隔軟骨を使った、鼻先の形成が流行っているようです。
いわゆるcaudal extension graftです。
こちらは、主にオープンアプローチが主体ですが、傷が目立ちやすい日本人の患者さんには受け入れられるか気になるところです。
最終的には傷はきれいになるのだからコントゥールを意識するなら、オープンアプローチが術者としてはやりやすいのですが・・・
Open Structure Tip Rinoplasty(オープン法 鼻尖形成手術)を講義して下さったMark R. Murphy,MD先生が、いいこと言ってました。
「There Are No Short-cuts To Quality」
ようするにオープン法でやれということみたいです。
他にも、唇裂やフリーフラップ、頭頸部再建、顔面神経麻痺など形成外科分野の講義も目白押しでお腹いっぱいでした。
しかし、アメリカのドクターは良く勉強します。これはアメリカのドクターにとっては、免許更新に必要な単位が認められる研修ということで、誰もが真剣に聞き入っていました。演者さえも逆に評価されるシステムで、分かりやすい説明や、偏見のない知識かとか5段階で評価するアンケートが配られます。
明日は、美容外科がメインなので頑張ります。