キムビアンカ「SEXは物事の中心よ」 -8ページ目

ウタ様とお呼び 50

目を醒ますと男は居なかった。

幻だった?
それも悪くないか。

何時だろう、
あたりを見渡すと古ぼけた掛け時計。

午前11時。

アタシは蒸発したんだ。
そう想ったら愉しくなってきた。

くるまってた毛布を抜け出し身支度をした。
幸い服は乾いていた。

行きたい場所があるんだ。

靴を履きかけたら玄関が開いた。


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2012年1月12日(木)0時 Twitter更新
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ウタ様とお呼び 49

脚の間のスイッチから
むず痒い快感がせり上がって膝に痙攣が走る。

無数についた擦り傷に快感が擦りこまれて、
快楽という別の次元で埋葬されていくのだ。

体が砕けるまで続けたい。
そう想った矢先に意識が飛んだ。

奥まで入って…早く!

男の実直なdickがアタシを侵略する。

そう、これを待ち望んでた。。

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2012年1月11日(水)0時 Twitter更新
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ウタ様とお呼び 48

我を忘れるような感覚は一瞬でも
アタシの中の魔物には効き目があったみたいだ。

放心している男の横でタバコを吹かす。

温まりましたか?
彼の目が従順な色を帯びている。

泣きたくなるような気がしたから押し倒した。

液体を舐め尽くす。
舌がヒリヒリして喉が焼けた。

舐めて。

彼の顔に跨った。
全部舐めて。

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2012年1月10日(火)0時 Twitter更新
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