ひとあし先に、7/21から公開される「おおかみこどもの雨と雪」の試写会へ行った。

「おおかみこどもの雨と雪」 監督:細田守 脚本:細田守、奥寺佐渡子 原作:細田守
~簡単あらすじ~ 大学に通う花-はな-(主人公)は、大学の講義で見かけた青年に恋をした。その青年、普段は人間の姿をしているが、実は”おおかみおとこ”であった。しかし花はそんな青年を受け入れ、愛し合い、子供を二人授かる事に・・・
ひねくれ者の私は、家族愛とか、人間愛とか、そういった映画、特にアニメはなるだけ避けて観てしまう傾向があるんだけど。
試写会が当たった友人のお誘いを受け、内心しぶしぶ観に行った(苦笑)
そんな気持ちで行ったけれど
最初の場面からスーっと見入ってしまった!
絵が・・・映像が・・・音楽が・・・テンポが・・・なんとも優しい。美しい。心地よい

そしてこれから、人間とおおかみおとこ、そして子供たちはどうなっていくのだろうと先行きの見えない不安、見守る気持ちを抱えながら・・・
すっかり映画の世界にのめり込んでいた。
この先の話は、多少ネタバレしてしまうかもしれないので観ていない方は注意して下さい

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人間だったら理解できる、とてもシンプルな話なのに・・・
忘れてしまいそうな人間らしい生き方を再び、とってもわかりやすく教えてくれたような映画だった。
私の座席の周辺は、親子で観に来ている人たちでいっぱいだった。
私の隣のお母さんは時々涙を流していた。そのお母さんの子供は、前に乗り出して真剣に観ていた
子供にも大人にも退屈させない面白おかしくわかりやすい映画なんだな~と感じた。
「命を育てる」「共生する」「成長する」「自立する」
その大変さ、その素晴らしさを映画を通して感じられた
私に子供がいたら、きっと一緒に観たい映画だ!
数少ないセリフだったけれど。
心に残るフレーズがあった。
~自分の世界を見つけたんだ。もう大人だ。~
常識や世間体を気にするな。
人間みな同じじゃなくてもいいんだよ。
本当の自分を探して
自分らしく生きる道を探して探して
そして見つけて、歩いていけば・・・それでいいんだ。
最後にはそんな気持ちになった。
とてもいい映画に出会えた、ありがとう
