「夜明け前のセレスティーノ」レイナルド・アレナス・・・番外
母親は井戸に飛びこみ、祖父は自分を殺そうとする。寒村に生きる少年の目に鮮やかに映しだされる、現実と未分化なもう一つの世界。ラテンアメリカの魔術的空間に、少年期の幻想と悲痛な叫びが炸裂する!『めくるめく世界』『夜になるまえに』のアレナスが、さまざまな手法を駆使して作りだした「ペンタゴニア(5つの苦悩)」の第1部。
この本は国書刊行会の「文学の冒険」シリーズ の1冊でアマゾンとかここ とかで高い評価を得ているので今回読んでみました。
しかし、80ページ程で粉砕。
まったくの意味不明、理解不能である。
文体は詩のような感じで、ストーリーも論理的とは程遠い。
こういうのはまったく苦手である。
芸術的思考ができる方なら高い評価ができるのでしょう。
尊敬します。
しかし、この「文学の冒険」シリーズはどれも趣きがあって読書心をくすぐります。
- 夜明け前のセレスティーノ (文学の冒険シリーズ)/レイナルド アレナス
- ¥2,520
- Amazon.co.jp
さて、話は変わりますが図書館を利用するようになってからは本屋にまったくと言っていいほど行かなくなってしまった私ですが、昨日久々に行ってみました。
単行本の棚を眺めてみると現在私が読んでいるような本は皆無で愕然としました。
まったく時代に取り残されているみたいです。
しかし、名作と呼ばれている未読の本がまだまだ図書館にはあります。
暫くはこのスタンスで読書をしていこうと思っております。
しかし、本屋にガルシア・マルケスがずらっと並んでるのを見て感激しました。