本日は病気の話を。。。



先天性胆道拡張症は、先天的に肝臓と十二指腸との間にある胆管が拡張している病気です
この病気では、膵管と胆管が十二指腸の手前で合わさって一つの管になってしまう奇形が見つかっています。
この奇形があると胆管の中で膵液と胆汁が混じりあうために、消化酵素が胆管の壁を傷つけ腹痛を発生させたりします。
この病気は放置すると、吐き気や嘔吐、腹痛の症状を繰り返すだけでなく、
肝障害やひどい胆管炎をきたすことがあり、胆管や胆嚢に癌が発生する率が高いので、
診断がつき次第、できるだけ早く手術をすることが勧められる病気です。
手術では、拡張した胆管を取り除き、腸管を利用した新しい胆汁の通り道を作成し、
膵液と胆汁の流れを分ける分流手術が行われます。
手術をした後の経過は一般的に良好です。
手術後は病院での長期的な定期検診が必要になります。




お正月に腸重積で入院した際に
胆道拡張症 が疑われる症状が
超音波検査で見つかりました。

専門の先生に診てもらった方が良いと
県立のこども医療センターを
紹介されました。


いままでに自覚症状はありませんでした。

元旦から
救急を受診したり、入院したり

腸重積だって初めて聞いたのに ガーン
先天性の病気が見つかった ⁈⁈⁈

ホントにホントに慌ただしい
一年の始まりとなった2019年度いのしし