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義両親（今は義父のみ）と
二世帯住宅に住む嫁cocoです
１３年前の今日、東日本大震災が起きました。
毎年この時期になるとテレビでも拝見しますが、
まだまだ復興の道半ばなのですよね。
少しでも日々、状況が改善しますよう・・・。
そして、この日になると今でも
あの日の義父母の振る舞いが思い出されます。
何度か書いていますが、本当にひどいものでした。
2011年3月11日
私たちが住んでいた地域でも大きく揺れました。
当時は古いマンションの高い階に住んでいたので
かなり激しい揺れでした。
キッチンの手前に置いてある食器棚が倒れ
奥の冷蔵庫は、扉が全開して
中身が飛び出してきました。
２才の息子はお昼寝中で
幸い熟睡してて起きなかったけれど
揺れが大きくなりすぎて怖かったので
抱っこしてマンションの廊下に出ました。
初めて会うご近所さんもいて
皆で励まし合いました。
（今思えばそこから親しくなったなぁ）
かつての阪神淡路大震災の時にテレビで見た
街にどんどん火が広がっていく様子が
頭に鮮明に浮かんできて
火事がきたらどうしよう・・・
それがすごく一番不安でした。
夫は職場で無事でした。
夫の職場は建物も丈夫だし仲間もたくさんいる、
災害時用の備蓄品もあるとのことで
かなり余裕な感じすら受けました。
実家に連絡をしたら
私と小さな孫のことをすごく心配してくれてたから
もしかして、義両親も心配してるかな？
と思い電話をしたら
「＜夫＞には連絡したけど、
あなたたちのこと
すっかり忘れてたわ」
と義母
しばらくして、こんどは義父から電話。
心配して何か手助けでもしてくれるのかと思いきや
「＜夫＞に電話が
繋がらなくなった。
もし連絡がとれたら
帰宅したら危ないから、
今日は絶対に
帰宅しないよう伝えて」
とのこと。
（この頃から私を
物のように扱っていたんだな。
私は留守番電話か？！）
え？？？？？
こちら、２才の息子をかかえ
キッチンはぐちゃぐちゃ、
エレベーターも止まってるし
いつどこで火事が起こるかわからないし、
夫には、帰ってこられるのなら
帰ってきてほしいんですけど！！！
しかし、当時の私は義父に完全服従だったので
夫に伝えました。夫も言うとおりにし
安全な場所で仲間と過ごし
翌朝に落ち着いてから帰ってきました。
一方の私は一晩中
地震や火事への不安と
緊急地震速報が鳴る度に起きては息子を守る
緊迫した眠れない夜。
その後どう過ごしたのか
食器棚が倒れてキッチンに入れない状態で
一体夕飯に何を食べたのか
本当に何も覚えていません。
あ、唯一
「おかあさんといっしょ」と「アンパンマン」の
録画を息子と見たことは覚えてるなぁ。
もっともっと大変な被害を被られた方々が
たくさんいらっしゃいますが
私は私で、あの日を忘れません
その時に義父母の本性に気づければよかったのですよね。
ただ、あの頃の私は
義母は細かいことは気にしない人
義父は息子思いで慎重な人
と、よく捉えてしまいました。
だって、こんなおかしな人たちに
これまで出会ったことがなかったですから・・・。
あの頃の自分に教えてあげたいです。
二世帯同居は
絶対ダメだよ
と。
