この4月1日から消費税が3%増税になるというので、昨日30日は雨にも関わらずスーパーは大盛況でした。おばさん達が日用品を買い込む姿が何となくおかしく思えたのは、小額の買い物でどれほどの金額が助かるのか計算などはしていないのだろうと想像したからでした。
 
翻って考えてみれば、元々消費増税は民主党の野田さんが決めた路線を継承しただけでした。誰も頼みもしない増税を持ち出した時にはあきれかえってしまったのですが、それが民主党が落ち目になるきっかけでもあったのだろうと思います。
年寄りが増えて福祉予算が増えるのは当然で、それを抑制することをしないで増税で賄うとは無理があると思うのが自然の考えだろうと思います。日本政府のの借金が1000兆円にものぼろうという時に小手先の増税なんかで乗り切れるわけがないと思います。ならば予算を切れるものは切るというのを財務省自ら示さなければならないのに、今回の小手先の増税でお茶を濁すような小役人の浅知恵としか思えませんでした。
公務員の削減や給料・年金の大幅カットで自らの決意をしめしてこそ増税の意味があろうというもの、そういう事を実践しない小役人の手先となっている政治家が哀れに見えてきます。
こういう状況下では消費税増税はとても素直には受けられないという気持ちです。