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先週、東京都知事選挙に反原発をスローガンにする細川護煕さんが立候補するらしいとの情報が流れた時、甘利大臣が「殿ご乱心」発言がニュースで流されました。この発言を聞いて「ああ、やっぱり甘利さんも人の子だな」という何とも曰く言いがたい失望感を覚えました。
現在の安倍内閣が推進しようとしている原発再稼働に向けて、異を唱える細川さんが邪魔な存在に思えての「殿ご乱心」発言に至ったものと思われます。しかしながら、甘利さんは元々日本新党で細川さんの子分だったはずが、いつの間にか自民党に鞍替えしたのは変節としか思えません。自身はご都合主義よろしく、ころころといい加減に主義主張を変えておいて、他人をとやかく言う資格さえないということです。それをマスコミに向かって「殿ご乱心」という言葉で他人をおとしめようというのは余りにも身勝手としか思えませんでした。
 
ついでに、東京都知事選挙について一言。
桝添さんはなんで急に都知事選挙に立候補しようとしたのか分かりません。元々口先だけの人物としか見えていなかったので、私にはマスコミが騒ぐのには違和感が残りました。
都知事の職責は名誉職みたいなものだろうと思います、その証拠は石原さんが新銀行東京問題で何の責を負わなかったので明確になりました。名誉職なので主義主張がいかなるものかなどは二の次で、人気投票で決まる要素も大きいと思います。それでも、少しでも何か変わってほしいと願うのは人情でしょうか。