映画はあまり見ないけど、その中では1番行っている映画館。沖縄についての映画があり、いつ行こうか迷っていた。
何度もサイトを見ていたら月に3回、1,900円→1,200円になる日があることに気がついた👍6のつく日。
あら、この日に行かない手はない。
座席を確認したら席は選び放題だったから、当日、チケットを購入することにした。全席指定。
 
1番前に座ったけど、思っていたより画面が大きい。前も同じことを思ったことを思い出した😓
 

 
映画は山里節子さんの心に響く唄から始まる。この詩が映画の題名となっている。後頭部に響かせるようなうたい方。真似してみたい。

映画は与那国島→宮古島→石垣島→沖縄と目まぐるしく場所が変わったのでちょっとどこのことかと混乱している。(メイキング映像映画も見たんだけど😅)
 
与那国島は島の人が何度も「疲弊している」といっていたことが気になった。自衛隊を受け入れた時に得をしたのは土地所有者だけだったのだろうか。それってもしかして町長?
宮古島とごっちゃになってしまっているけど、町長一人の決断でミサイルを配備することを決めてしまったのは与那国島だったと思う。町長は「太平洋戦争の時に国は守ってくれなかった。自分の身は自分で守るために自衛隊を受け入れてミサイル、PAC3を受け入れた。」
 
私は東京に住んでいるので沖縄のことに横から口を挟むものではないと思っているけど、太平洋戦争で日本が「(沖縄の)島の人を守る。」といって全く約束が守られなかったことを忘れてしまったのだろうかと思った。
 
北からのミサイルが5発、近海に着弾している。
だから守るためにミサイルやPAC3の配備も必要。国の説明会の話。
 
ミサイルがなければ、(絶対にあっては欲しくないことだけど)仮に島に北のミサイルが落ちても1発だけど、ミサイルがあったら弾薬庫を狙われないの?大爆発になるんじゃないの?絶対にそうならないように格納されているの?って思ってしまう。
 
有事には1700人を1日で九州に移動させるって、そこまではいいとして…でも、移動先が九州。大雑把。九州って町でも市でも県でもないことを幹部は知らないのかな?九州のどこかの体育館や講堂に共同生活?どんな準備がされているの?そういう説明は映画では出なかったけど、聞いたのかなあ。そんな漠然とした説明って国だから許されるんだろうな。

前にテレビで沖縄で自衛隊を積極的に採用して配置しているというのを見た。同郷だから慣習もわかっているから軋轢が少ないだろうという考えらしい。なんか短絡的で残酷だなと思う。知らない所の人だから許されるってことがあるよ。
すごく考えさせられる映画だった。