初めて会った時は、なんとも思ってなかったなあ。

あの人は若すぎたし、可愛さはあったけど、なんだかそれ以前から知っていた親の印象が強すぎて特に興味もわかなかった。

次に会った時は目を見張るような成長をしていた。
若々しく闘志剥き出しで
意表をつくようなことをしようとしてたけど、やっぱりこどもっぽくてそんなに気にはならなかった。

でも、その数年後、自らの敵と手を組んで大きな壁にぶつかる姿を見て、私の心は初めて揺れたの。
運命に逆らうこともできずに死期を悟りながらも敵のこどもを育て、そして身を呈して守った姿は激しく私の心を打ち、
恋におちた。

恋い焦がれていたことにその時は気付かなかったわ。
私はまだ幼くて、それが恋だと知らなかったの。

それが恋だったと知ったのは、つい最近だった。
改めてあの人を何度も目にして、再び沸き上がる思いに萌悶えて、やっと、あれが恋だったと気付いたの。

そっかあ。中学の先輩は初恋じゃなかったのよね。

そして今も恋してる。
夫もこどももいる身で。

恋い焦がれ、胸の鼓動を高鳴らせ、あの人の一挙一動に狂喜乱舞して熱い思いを隠す事なく吐き出して。



恋しい人。

あなたは私の人生を変えたわ。
ときめく胸に
キラキラ光った夢をくれたキラキラ

愛しい
恋しい

ピッコロさんドキドキ
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