ボディ・ワーカーにとって
手、特に指は大切なものです。
*ですので、指の酷使はしないように心がけております。
もうすでに知られていることですが、
指で強く身体を押していきますと、
受ける方も行う方も
繊細さとは反対の方向へ行ってしまいます。
受ける方に関しては以前書きましたので、
行う方(=ボディ・ワーカー)に関して注意する点は
特に親指の酷使。
親指は脳に直結すると野口整体では考えています。
小さなお子さんをお持ちの方なら
お分かりでしょうが、
まだ言葉が出ない頃のお子さんというのは
親指が発達していません。
それが徐々に親指でもものをつかめるようになってくると、
その刺激もあって、言葉も段々出てくるようになります。
まさに親指とともに脳も発達していくと言っていいのかもしれません。
*高齢の方が指の運動をされるのもまた同様の考えでしょう。
ですので、指の使いすぎは、イコール脳の使いすぎとなり、
あまりにコンピューターをパチパチしていると
よい考えが浮かびづらくなるようです。
指圧などであまりに指を酷使していくと
脳梗塞などの症状にもなりやすいとか・・・・
もちろん、それ以前に
力任せの施術をしていくと指の繊細さがなくなっていきますので、
身体の微妙な変化にも無頓着になってくるでしょう。
特に相手の氣を感じながらの
施術を心がけている方は、
どうぞ気ままにご自身の手のケアをされ、
お互いに楽しんでいきましょう☆