皆さま안녕
これまで何度かブログにも書いてきたけど
韓国に浸透している日本語の話。
仕事の帰り道
ガソリン⛽を入れて帰るよと伝えると
満タンね~と言うJさん。
『満タン』も韓国人が普通に使う単語だけど
彼ら自身がその単語を日本語だと
知っている場合とそうでない場合もある。
日本語を母語とする日本人なら
すぐ分かるけど
『それ日本語だよ』と言われて初めて
知る韓国人も多い
実際うちのJさんも
『座布団』が日本語だとは知らなかった。
昔Jさんのお祖母さんが日常的に
座布団という言葉を使っていたらしく
日本語だと私が教えたときには驚いて
全羅道の方言だと思ってたよ…
な~んて言ってたなぁ笑
そんなやり取りがこれまでに何度かあり
現在うちのJさん
ねぇ、◯◯って日本語?
と私に訊ねることがたまにある。
今回はこれ。
ユキ、コボンって日本語?
こぼん?
とっさに頭に浮かんだのは
おぼんこぼんだったわ
こぼんって何や?
いや、こぼんではなくそれっぽい発音の
日本語か?
何かあるか?そんな単語。
一瞬のうちに色々考えたけど
全然閃かない( ˙-˙ )
どういう意味?どんな時に使うの?と
逆に訊ねてみたら
オイル!(←ガソリンの意)
満タン、イッパイ、フル(full)、
コボン!
なるほど、意味は分かった。
しかし
それ
日本語違うww
Jさん曰く
田舎のお年寄りがよく使うんだとか。
満タンとかイッパイ等と同意語のようで
全羅道の方言っぽい?
おぼんこぼんついでに。
韓国でも『おぼん』という日本語を
使います。
8月の『お盆』ではなく
『トレイ』の方のおぼんね👇
そして韓国人の言う『おぼん』は
本来の☝️を指すというより
ちょっと違う意味で使われています。
男性がとあるお店に電話をする。
↓
コーヒー☕ひとつお願いします。
住所は◯◯です。
↓
分かりました。
↓
お店側はポットなどにコーヒーを入れ
コーヒーカップやスプーンなど
必要な物をおぼんに乗せて
客に言われた住所へお届けに。
↓
指定された住所へ到着し室内へ上がり
コーヒーを入れる。
韓国お得意のペダル文化だと思った
そこのアナタ。
続きがあるのよ~。
コーヒーを飲み話をしたりして
交渉が成立すると
チョメチョメ
スタート
そう…韓国で『おぼん』とは
日本でいうところの
デリ◯ルのようなものらしい
又はそういうお商売の女性のことを指す。
もちろん由来は
『おぼんにコーヒーを乗せて配達する』
から。
ま、配達してるのはコーヒーだけと
ちゃうけどな( ˙-˙ ; )
昔の韓国の映画でも、この
『おぼん』を題材にしたものもある。
気になる方はググってみて^^
それほど一般的に浸透している
『おぼん』という日本語。
日本人としては微妙な気持ちになるわぁ
ちなみに去年の夏に私が光州へ行って
いつも定宿にしているホテルとは
違うホテルに泊まったとき
室内にあった、とある電話番号を
うちのJさんが指さして一言。
ユキ、あれ何の電話だと思う?
おぼんだよ。
光州、まだ『おぼん』が
あった(いた?)よ
日本のデリ◯ルとは違って
本当にコーヒーも持って行くってところは
律儀だな、韓国
まぁ法の目を掻い潜るためのフェイク要素だろうけど。
そんな訳で、韓国で日本語『おぼん』は
気をつけてお使いください