蒸し暑い日中。
買い物に出かけた。
社会という圧力に収縮したように潰れている夏の昆虫を高い位置から眺めながら、
歩みを進め、スーパーに到着。
一通り、買い物を済ますと日の光に侵されながら、再びの歩みを始めた。
雲行きは不明。
晴れているのか曇っているのか訳分からない。
最近、ニュースなどでゲリラ豪雨などとかいうワードが出現したりし、実際遭遇もした。
身勝手な天候だと不敵に笑みが浮かぶ。
そんな思考回路の元、解ける気持ちを抑えながら足を進めていると、
あまり変化はしていなかったはずの雲から雨粒が少量ずつ落ちてきた。
熱い日中に落ちる雨粒はとても冷たく感じ、恵みの雨とも言えよう。
けれど、今回のそれは、尿を催してトイレに駆け込んだもの中々出ず、
数秒の時を経てようやく放射したみたいな、まさにおしっこのような雨だった。
ゲリラではあったが、豪雨ではなく、少雨と言おうか……。