上田五千石
ヤツデの花が、花火のように咲く季節になった
いまさかりなる花八ツ手誰も見ず
飯田龍太
うきうきと咲いて淋しき花八ツ手
飯田龍太
花八つ手蜂さむ～と飛べるのみ
うん、分かる分かる。
ヤツデが花盛り。車で走っていると、たくさん咲いている白いヤツデの花。あっちにもこっちにも。
こんなに咲いているのに、「ヤツデの花を知ってる？」と質問しても知っている人は少ない。存在感があるのに知名度の少ない花。
飯田蛇笏
花八手日あまく蠅のたむろせり
西島麦南
どの毬も虫の遊べり花八ツ手
松崎鉄之介
花の少ない時期に咲くヤツデの花。小春日和の暖かい日には、蜜集めの虫が集まってくる。
打水のつらら出来たり花八ツ手
日野草城
冬の花。寒〜い朝には、つららのついてる花も目にする。
俳句にあった写真がなかったので、とりあえず。後でピッタリの写真が撮れたら差し替えるつもり
昨日から
、興味を持ち始めた俳句。
、興味を持ち始めた俳句。今、花盛りのヤツデに当てはめて見た。たった１７文字の中で情景が目に浮かぶ事が分かった。