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蒲の穂
ガマ科ガマ属

池や沼などの水辺に生える
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田んぼの休耕田のガマの穂
最近、休耕田のガマの穂が増えている。

葉は高さ1-2mで、水中の泥の中に地下茎をのばす。夏に茎を伸ばし、円柱形の穂をつける。
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穂の下部は赤褐色で太く、雌花の集まりでありソーセージに似た形状である。穂の上半分は細く、雄花が集まっている。
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利用
・穂綿を火打ち石の火口(ホグチ=着火剤)。
・穂綿をほぐして大きな布袋に入れて寝具としたのが「蒲団(ふとん)」。
・花粉は蒲黄(ほおう)と呼ばれ、止血や傷損(すり傷)に効く。因幡の白兎の説話では、毛をむしり取られた兎に、大穴牟遅神(大国主)が蒲黄を取って敷き散らし、その上に転がるよう教える
・蒲の穂を乾燥させて、蚊取り線香
・茎、葉は、樽作りで、樽材の隙間に噛ませ、気密性の向上に利用さる。
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大昔から、様々な形で利用されていたようだ。