さんふらわぁで行く九州の旅40 | 気まぐれeveちゃんのブログ

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黒柴さくら&eveちゃんの気まぐれな日々

旅の終わりを締めくくる場所に選んだのは「臼杵石仏」

凝灰岩の岩壁に刻まれた磨崖仏群だよ

平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫られたと言われているらしいけど 誰がどのような目的で造営したのか はっきりしたことは分かっていないんだって!

謎に包まれた石仏群なんて なんだかワクワクするよね

昭和55年から14年間かけて保存修復工事が行われ 平成7年に磨崖仏では全国初の国宝に指定されたんだって!

そんなすごい石仏さんたち 早速見に行こう🐾

順路に沿って緩やかな坂道を上っていくと…

最初に現れたのは 「ホキ石仏第二群〜九品の弥陀像」

比較的小さな阿弥陀如来像が9体
お顔や体がかなり崩れちゃってる像もあったよ😓

「ホキ石仏第二群〜阿弥陀三尊像」

どっしり量感豊かで 毅然とした表情の阿弥陀如来様

臼杵石仏の中でも最も優れた石仏のひとつ

「ホキ石仏第一群〜地蔵十王像」

鎌倉期の作で 中央に地蔵菩薩 冥府で亡者の罪を裁き救済する十王像が左右に5体ずつ

錫杖を持たず 右足を座し左足を立てている地蔵菩薩は 珍しい様式で 光背の彩色唐草紋も残っているよ

「ホキ石仏第一群〜如来三尊像」

平安末期頃の作
真ん中に大日如来 右に釈迦如来 左に阿弥陀如来

台座にある丸や四角の孔は 願文や経巻を納めたであろう孔なんだって!

「ホキ石仏第一群〜如来三尊像」

真ん中の阿弥陀如来様のお顔は 眉·目·髭が墨で描かれているよ

平安後期頃の作

「ホキ石仏第一群〜如来三尊像」

平安末期頃の作
真ん中の釈迦如来様は 童顔で親しみやすいお顔

先の三尊像に比べて 全体的に素朴な感じ

そうそう…石仏の説明で「ホキ」ってなんぞや?って思った人

実はママもず〜っと気になってたんだって!

でね お家に帰ってから 入口でもらったパンフレットをよくよく見てみたら…「◎ホキとは『岸險(がけ)』という意味の地名です」って ちゃあんと書いてあったんだって!

「悩んで損したぁ😵 でも分かってスッキリしたぁ😄」って 全くママらしいなぁ😛

明日へ続く…