よくある世の中の感動話に相手の期待に応え、期待通りの活躍をするってのがあります。
まず私はこれに異を唱えたい。
期待に応えるように頑張って上手く行くことがあれば、できないときもある。
それを無視して期待に応えて上手く行くことだけをクローズアップすることがまず気に入らない。
人の期待に応えようとして成長する人もいれば、潰れていく人もいるわけで、何でも一つの方向に行くわでじゃない。
人に期待するのは結局勝手な押し付けだし、勝手に期待されるのもただの負担でしょう。
上手く行くのはたまたま出来たということです。
期待に応えようとして却って負担になり上手く行かなかったことあるでしょう。
また人に期待して期待外れに終わったことが一杯あると思います。
私はそれを経て、期待というのはただの押し付けと思うようになりました。
私はたまたまマギーズ東京に出会う機会がありましたが、そこには施設と相談員がいるだけです。
そこに行けば何かがあるということは基本ない。相談員はがんに精通している看護師なので、参考になることはあると思います。けど、そこで何を感じるか、何を見つけるかは人それぞれで、行ったけど何も得るものがなかったということもあるでしょう。同じ患者といえど、がん種、ステージ、考え方全てが違うので、この人に会えば何か得ることができるなんてことは考えないほうがいい。結果的に得るものがあることはあります。
結局その人の考えや基本的な行動様式はその人にしかわからない。
そんなことを人に理解を求めたり、理解しようとするのは無駄だ。
それを踏まえたうえで、何を感じるか、何を得るか。まさに自分自身の問題です。