棚山→宇連山(棚山高原~)③ 棚山山頂~宇連山山頂【愛知県新城市】 | 気まぐれ書店員の日記帳

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愛知在住のヘタレ書店員による日記帳です。

2022年6月25日土曜日。

愛知県新城市の棚山高原から歩く棚山&宇連山ハイキングの続き。

棚山(760m地点)までたどり着いたところからです(^O^)

 

760m地点の棚山山頂は長居したいと思える雰囲気の場所ではありませんでしたので、休憩したいのをこらえて先へ進むことに(((((((((((っ。・ω・)っ

 

棚山からは一旦下りになります。

せっかく登ったのに…(つд`)

 

下りきった先には、再び笹ゾーンがありました。

せっかく乾き始めたズボンが、また朝露でべちゃべちゃに・°・(ノД`)・°・

 

爽やかな木漏れ日の元、優雅な稜線歩き…

 

がそう長く続くわけもなく。

きついと噂に聞く棚山~宇連山間のアップダウンがいよいよ牙を剝いてきましたヽ(;´ω`)ノ

 

やがて道はいったんこの杭のところで稜線から外れるようで、右手に急な下りとなって続いていました( ゚Д゚)σ

 

これがまたエグい下りで(・Θ・;)

 

途中で見上げるとこんな感じ。

ブログ主がここを反対方向には歩くまいと固く誓ったことは言うまでもありません(^▽^;)

 

その急な下りの後、いきなり道をふさぐように現れたのがこの大岩Σ(´Д`lll)

 

道幅全体に岩が鎮座しているので、乗り越えていくほかなし。

極端に危険な場所ではありませんでしたが、ちょっと滑りやすくはありましたので、足元手元にはくれぐれもご注意を(・ω・)b

 

岩の上には鳳来寺山への目印だったものと思われる「鳳」の字が刻まれた石柱の破片が静かに横たわっていました(σ`3´)σ

 

そして棚山から30分ほど稜線を歩き、ちょっと小高くなったところを登ったところで…

 

いきなり展望がぶわぁーっとひらけますヾ(*´∀`)ノ

 

本宮山や鳳来寺山方面(「゚ー゚)

 

さらには湖西連峰や静岡の山々まで見渡すことができました(^O^)

 

駐車場からここまで休憩なしでちょうど2時間ほど。

さすがに疲れてきましたので、いったんここで小休止(*′▽`)◇ゞ

 

15分ほど休んで再びコースに復帰。

相変わらず続く稜線のアップダウンと格闘を続けます((((*・o・)ノ

 

そして現れたのが2つ目の大岩Σ(・ω・ノ)ノ

 

この岩の上には御料局三角点があり、見るにはこのロープで岩を登る必要があります。

岩はほぼほぼ垂直に近く、かなりの緊張感を強いられそうです(((( ;゚Д゚)))

ちなみに御料局三角点は、かつて皇室の財産だった森林を測量するのに使用した三角点だそうです。

 

ただしこの岩は左手に巻いて進むことができますので、御料局三角点に興味がなければ無理して登る必要はありません。

ブログ主の場合は興味はありましたが、この岩の角度とロープを見た瞬間にスルーを決め込みました。

ヘタレな中年がイキるとろくなことがないのはわかっていますので、安全第一です(^▽^;)

 

いまの岩を過ぎたあたりから、徐々に登り率が多くなります(´Д`;)

 

ちょっと休んでは登り休んでは登り、だった稜線が、ちょっと休んでは…

 

登り(|||´Д`)

 

…もっと登ってハァハァ(゚Д゚;)ゼェゼェ(-Д-;)

 

…さらに登る、といった感じになります(;≧皿≦)。゜°。

 

ちょっと休めたとしても…

 

すぐに消費エネルギーを考えると3倍返しくらいの急登攻撃をお見舞いされます(つд`)

 

このころになると、アップダウンのダウン部分はほぼなくなります(ノД`)

 

今回もついにあの呪文を唱えるときがきたようですヽ(;´ω`)ノ

 

地獄。地獄であります。

 

なかなか終わらない長いこの稜線、景色があまり変わらないのもつらいところでした(´Д`;)

 

次から次に現れる急登を無心でクリアしていくのみ(;≧皿≦)。゜°。

 

そして道はきれいに整備された植林帯に入りますが、この先にあった急登でブログ主はこの日最大のハプニングに遭遇することになりますΣ(・ω・ノ)ノ

 

それはまさにこの急登を登り始めた時、右手前方の藪からいきなり、

 

ブォッフ!

 

と激しい獣の息遣いがΣ(´□`;)

それも一度ならず二度三度。

姿は見えませんが、数メートル先でなにやらガサガサと動いているのがわかります。

気配やサイズ感的にたぶんイノシシかなにかと思いますが、果たしてこちらに気づいているのかどうなのか。

無視して進んだ方がいいのか、存在を知らせた方がいいのか。

向かってくるイノシシにはジャンプ傘を開くのが効果的と聞いたことがありますが、この日は持ってきてない…

などと一瞬でいろんなことを考えましたが、ブログ主が出した結論は…

 

ケ〇モノの呼吸、熊鈴乱れ打ち!ヽ(`Д´)ノ

 

つけていた熊鈴を思いっきり連打( `Д´)ノシ

鈴の音が静寂を切り裂くのと、獣が向こうに走り出すのがほぼ同時でした。

結局獣の正体はわからずじまいでしたが、アクシデントにならずよかったです。

平和に暮らしていただけの動物を驚かしてしまったのが、申し訳なかったですが(´Д`;)

 

走り去ったとはいえ、やはり獣の気配が怖いので残りの急登を一気に駆け上がりますε=ε=ε=┏(゚ロ゚;)┛

正直、まだこんなに体力が残っていたのかと自分にびっくりしました。

 

そしてそれを登りきったところで、見覚えのある道標が出現m9(゚д゚)っ 

 

10:06 モリトピア愛知からの宇連山登山道と合流。

棚山山頂(760m地点)から1時間ちょいでしたε-ヾ(´ε`;)ゝ

 

ここまで来れば他のハイカーの皆さんもたくさん歩いていましたのでひと安心。

生きているって素晴らしい:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

ちなみに、この場所をモリトピア愛知からの宇連山への登山道から見るとこうなります。

 

あとは「宇連山(愛知県民の森コース)③ 北尾根分岐~山頂~北尾根分岐」と同じコースで山頂を目指すだけですので、ダイジェストで(;´▽`A``

 

まぁ、その「だけ」がきついのはもはやお約束ですがハァハァ(゚Д゚;)ゼェゼェ(-Д-;)

 

棚山高原からのコースは、最後まで急登とたっぷり戯れることのできるコースでした(;≧皿≦)。゜°。

 

ゴ━━━━・°・(ノД`)・°・━━━━ル!!

10:25 宇連山山頂に到着。

棚山(760m地点)から2時間弱、駐車場からは3時間20分ほどでした。

 

8か月ぶりにこちらの三角点にご挨拶。

二等三角点です(●´∀`)σポチットナ

 

ちょっと雲が多くて遠方は見えませんでしたが、いろんな意味で疲れた山行の後でしたので妙に心にしみる景色でした。

改めて無事を実感しながらしばし体を休めたら、帰りはまた別の道で棚山高原へと下りていくことになります。

続きは次回に。