西武の新人・岸が苦手マリンで力投、楽天・マー君に並ぶ9勝目!
2007年8月15日(水) 8時1分 サンケイスポーツ

 (パ・リーグ、ロッテ3-4西武、15回戦、西武8勝6敗1分、14日、千葉)これまで2戦で防御率8.31。相性最悪の敵地のロッテ戦を制した。2本塁打を喫したものの、八回二死まで141球。楽天・田中に並ぶ新人トップタイの9勝目だ。

 「千葉は相性が悪いから、不安で不安でしかたなかった。でも何とか立ち上がりを抑えられて波に乗れました」

 ロッテ打線ではなく、敵はマリンの強風だった。4月13日に四回もたずKOされた際には「足を上げると体が揺れた」。この日も1メートル80、68キロの細身をもてあそぶ浜風に、及び腰の立ち上がり。捕手の細川に「風にもっと慣れろ!!」と尻をたたかれた。その後は、バックネットで向かい風に変わるのを利用して、よりブレーキがかかるカーブを多投。緩急でプロ入り初の2ケタ11三振を奪った。

 3連敗中の西武の危機も救った。クライマックス・シリーズ進出を争うロッテと3ゲーム差で迎えた3連戦の初戦。負け越せば26年ぶりBクラスが現実味を帯びてくるが、「すぐ上にいる相手。勝てば勢いが戻る」と冷静に大一番に臨んでいた。6月13日の阪神戦(グッドウィル)で、チームを10連敗で食い止めるなど、これで連敗ストップの白星は4つめだ。

 「(二回の)無死満塁を生かせなかったり、イヤな感じだった。岸の投球に尽きる。大事な試合で、よく踏ん張った」と、伊東監督も手放しでほめた。99年松坂以来の球団新人2ケタに王手。Aクラスに貢献する白星を重ねれば、マー君と争う新人王も、岸の手に届くはずだ。

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(引用ここまで)


苦手だったマリンスタジアムで好投。


Aクラス入りへの大きな1勝ですな。


さて今日は松永 vs. 久保。


しばらく先発から遠ざかっていて、ここ数試合も長いイニングを投げていない松永。


対してなかなか内容が安定しない久保。


ぜひ松永の復活を!!