カブレラ「狙っちゃった!」サヨナラ弾
2007年4月23日(月) 6時4分 スポーツニッポン

 【西武5-4オリックス】もみくちゃにされたホームベース上で発した第一声は「ネラッチャッタモンネ」。カブレラが覚えたての日本語で笑いを誘った。来日7年目で通算249本目の一発。敗色濃厚のチームをサヨナラ弾で救った。

 1点を追う9回無死二塁でフルカウントからのスライダーを右翼席へ。4試合ぶりのスタメンで響かせた快音。「250号?本数より打点を意識している」と話したが、3試合以内に打てば元近鉄・ブライアントの733試合を抜いて史上最速での記録達成だ。

 今季は得点機で打席に入る際の“おまじない”として発する言葉がある。キャンプ中に教えてもらった「ネラッチャウヨ~」だ。しかし、4打席無安打で迎えた9回の打席前に「狙っちゃう?」と声をかけられると「ノー、スイングアウト、ダメ」。4番はチームの勝利のため私利私欲を捨てた。それでも最高の結果に「ネラッチャッタモンネ!」と強がった。

 チームは開幕から9カード連続で負け越しなし。「主砲が一振りで決めてくれた」と伊東監督。狙っても狙わなくても当たれば飛ぶ。それがカブレラだ。
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(引用ここまで)



まさに4番の仕事。おみごと。




このセリフでジャッキー・チュン(@ドラゴンボール)を思い出したのはオレだけではあるまい。




カブレラには優勝した暁には「優勝したもんねーーーっ!!!」とにこやかに宣言していただきたいものですな。