きまぐれ鳥見んぐ

きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

最近、我が家の玄関前がとってもうるさい。ヒヨドリが「ピーッ、ピーッ、ピーッ。」としきりに鳴くのだ。玄関前には3本の庭木があるのだが、「もしかするとここに巣を作ったのかもしれないなぁ。」と思っていた。しかし、木の下から巣を探しても葉が生い茂っていて全然分からない。そんな状態がしばらく続いたある日、二階のベランダから庭木を見ていると、突然、鳥がパタパタと飛んで、前の家の屋根にとまった。見ると、ヒナだ。ヒヨドリのヒナが巣立ったのだ。偶然にもヒヨドリのヒナの巣立ちを目撃してしまった。さらに、木からもう1羽巣立った。こちらは、下の枝に飛び下りた形だ。2羽確認することができた。そして、午後、二階に居ると、何だかヒナの声のようなか細い声が聞こえる。しかも、近い感じだ。そっと窓からのぞくと、なんと、ベランダにヒナがいた。こっちに飛んできたんだ。近くの窓を開けると飛んでしまうので、離れたところの窓を開けて証拠写真を撮った。ぼやけて見える写真は、すぐ近くの窓から網戸越しに撮ったものだ。

<ベランダに>

<庭木に飛んだヒナ>

ヒナが飛び出したあたりを二階から見ていると、葉が生い茂る中に巣らしきものを見つけた。それが下の写真。わらのような巣材がたくさん見える。きっとここだ。

<ヒヨドリの巣>

午後、ヒナの様子を見ようと、どこにいるのか探すと、木の枝にとまる2羽を確認。下から見上げる形なので、ヒナのおしりしか見えなかったが、何とか位置を変えて撮った。近くの電線に両親がとまってヒナの様子を見ているようだった。

<枝にとまるヒナ>

<ヒナを見守る親>

夕方6時半頃、と言っても日が長くまだまだ明るいが、夕食の準備中の妻から「ヒナが下に居るよ。」との連絡。カメラを準備して玄関に行くと、玄関前にヒナが見えた。距離にして2ⅿくらいかな。玄関の戸を開けると飛びそうなので、戸のガラス越しに撮った。こちらをじっと見ているヒナの顔は、・・・何といったらいいのだろう。お世辞にも可愛いとは言えないような、・・・、微妙な感じ。

<ヒナの正面顔>

翌日の朝、またまた玄関前に下りてきていたヒナ。広角側で小さく撮ってあげると何とか可愛く見えてくる。でも、大きく撮ると・・・やっぱりなぁ・・・。

<玄関前に下りて休むヒナ>

昨日から楽しませてくれた可愛い?ヒヨドリのヒナちゃん。このあと、何という残酷な運命が待っていようとは・・・。葉っぱがいっぱい茂っているところにとまっていれば助かったと思うのだが、玄関前は隠れる場所もなく、すぐに見つかってしまう危険なところだった。我が家の庭木や近くの電柱にはよくカラスが飛んでくる。午後、買い物に出かける妻と娘が、カラスがヒナを咥えて飛び去るところを見てしまったとの事。何という残酷な!言葉が出ない。これも自然界の厳しさと言ってしまえばそれまでだが、それにしても、あまりにも可哀そうで・・。もう一羽は何とか無事に逃げたようで、ちょっとだけホッとした。その後、我が家の玄関先は静かになった。

撮影機材:OM1markⅡ+100mm-400mmF5.6-6.3  (35mm判換算200-800mm)