こんばんは。
気づけば3月も中旬です><。
もうすぐ新年度です。新しい気持ちで迎えるために
やり残していることがあるなら早めに済ませたいと思うこの頃です。
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九州の小京都とも呼ばれる熊本県人吉市。
熊本でありながら鹿児島県の文化に強い影響を受けながら
受け継がれる伝統や歴史に興味深いものを感じずにはいられません。
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前回は「球磨川の景観、神社前にある禊橋及び境内にある車祓い」についてレポートいたしました。
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今回は青井阿蘇神社(後編)に関するレポートです。
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日本最南端の国宝建築物として指定された建物は全部で5つあります。
前回のレポートでご紹介した↓「楼門」↓を含めて
「本殿」「廊」「幣殿」「拝殿」と全部で5つ存在いたします。
❖手水舎
参拝する前にここで手を清める観光客が多数です。
手前の集団はツアーの一環としてこの場所に訪問したのでしょう。
年輩の方が多い印象を受けます。彼らが見上げているものは言わずもがな楼門です。
❖楼門手前(禊橋方面から)
常夜篭の後ろにちょこんと置かれている車輪のついたキャラ!!
めっちゃ気になっていました。
人吉観光しているとあちこちで見かけます。
くまモンより年季の入ったキャラですね!!
調べてみると「きじ馬」というそうです。
人吉ではこのきじ馬の絵付け体験が出来る施設があるみたいです。
↓ 詳細は以下のURLからご参照ください!! ↓
❖色鮮やかな傘の装飾
何度見ても飽きません。夜のライトアップされた光景を見てみたいものです。
こういったところに和の極みを感じますよ!!
❖拝殿
楼門を潜って一番最初に真正面に見えてくるのが拝殿です。
拝殿の周りに備え付けられている花たちに囲まれながらも
重厚感ある佇まいであることは否めません。
❖拝殿左側の鳥居
拝殿の左に目をやると青井稲荷神社と宮地嶽神社へ繋がる鳥居が目に入りました。
さっそく足を運んでみることにしましょう。
❖宮地嶽鳥居及び宮地嶽鳥居
宮地嶽神社は1つの木製の鳥居を潜って直進すると辿り着くのに対し
青井稲荷神社への鳥居は二手から始まっているようです。
❖青井稲荷神社及び鳥居
この鳥居を進んだ奥が神社になっているのですが
右方向からも赤の鳥居が続いていて途中で合流しています。
まるで京都の伏見稲荷で見られるような景観に包まれますね。
こういった場面が旅人が京都を彷彿させるのでしょうか?
いずれにしても神社・仏閣巡りが好きな方はこういった景観に、しみじみとした趣を感じるのでしょう。
❖青井の杜国宝記念館
拝殿の右側に視線を向けると大きな中庭の奥に比較的真新しい建屋があります。
❖記念館受付
受付に注目すると、ここでようやく熊本のマスコットキャラクター「くまもん」を
発見いたしました。それにしても支柱の役割を果たしていそうな木材が
どど~んとしていて個人的には気に入りました。
❖記念館特別企画展エントランス前
いつの間にか入口手前に備え付けられている
木製案内板にも惹きつけらてました。ヒノキでしょうか?
館内にも同類の案内板が展示されているようです。
❖横からみた拝殿と幣殿、廊、本殿(左から順番に)
拝殿・幣殿はどちらも楼門と同じく、傾斜が急な茅葺屋根が印象的です。
幣殿の側面に注目すると竹林や松林、ススキをかたどったような絵画(彫刻画?)が確認出来ますね。
廊と本殿の外観は分かり辛いポジションに位置していたのが少し残念でした。
❖青井大神宮とご神木
大きな石庭の一番奥に存在するのが「青井大神宮」とその右にある「ご神木」です。
ご神木の足元には「君が代」の歌詞に登場する「さざれ石」が安置されているのですが、
菊の花達に阻まれていたこともあって全く気付かずじまいで写真撮影出来ませんでした。
❖楼門(境内側から)
何だかんだ言っても5つの国宝の中で一番気になるのが楼門でした✨✨。
何度見ても立派!!茅葺屋根の下に見受けられる細かな建築技法は
ここでしか見られないそうです。
じっと見ていると茅葺屋根の重量はいくら位なのか・・・と
とりとめのない内容が脳裏を過ります。
黒漆と赤漆を施しているという話は聞いていましたが
細かな建築技法に使用されている木材の一部褐色に見えるのは
赤漆塗りされているでしょうか?
神社仏閣にはそれほど詳しくない私ですら構築的なデザインに圧倒されるのです。
とにかく日本特有の厳かさを感じずにいられませんね。
皆さんはどう感じますか?
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👉次回は鍛冶屋町方面に足を運んだレポートです。
乞うご期待👍。