大学生の時に一度だけ家庭教師をしたことがある。
トライのように会社を通してではなく、大学に直接来るバイト求人に応じたものでしたので、
当然のことながらトライのようなレクチャーは全く無し。
しかし、私、小学生の時はそれはそれは勉強ができる子供でしたので
小学生を教えるぐらい何とかなるわと思っておりました。
甘かったわー
中学受験をする小学校6年生を教えることになるのですが、
前回のお話と逆のパターンに悩まされることになります。
ぐぬぬ
連立方程式が使えればすぐ解けるのにー
それをやっちゃあいけません。
あくまで算数的手法で解かなければならないのです。
まて、まてあわてるな俺
連立方程式を解く過程の計算式が往々にして算数的に解くためのヒントになることがある。
そう思ってこっそり連立方程式から答えを求める俺
確かにこの方法で算数的解法のヒントを得、解けることもあったのですが
解けない時もありました。
そんな時は
「君にいい方法を教えよう。この分からない数字をXとしてだな・・・」
という反則でごまかしたこともありました。
ごめんなさいね。
ちゃんと教えられていないという罪悪感から本当は授業時間2時間のところを2時間半とか
2時間40分とか時間を超過して教えていました。
結果的に彼は受かったのでほっとしましたがもう家庭教師はやるまいと心に誓いました。
ほろ苦い家庭教師の思い出です。