メキシコ政府は、最重要指名手配犯ホアキン・グスマンの息子アルフレッド・グスマンだと言って逮捕した男が、別人だったと認めた。
当局は、木曜日にその男をメディアに公開しており、近年最も重要な逮捕だったと言われていた。
しかし、逮捕された男は、自動車のセールスマンで、全くの別人だった。
ホアキン・グスマンは、アメリカ向けのコカイン、マリファナ、メタンフェミンの流れの多くを支配するシナロアカルテルを率いている。
2001年に脱獄してから、ずっと身を隠している。
メキシコシティで逮捕の数時間後、疑いが持ち上がっていた。
グスマンファミリーの弁護士は、容疑者はボスの息子ではないという声明を出した。
その数時間後に、本人であるかどうか識別検査が行われた。
アルフレッドは、"太っちょ(El Gordo)"の異名を取り、2009年以降急速に力をつけている、とメキシコ海軍は語った。
メキシコ当局は、逮捕に際して、アメリカのDEAの情報を使った。
ある専門家の分析によると、メキシコ政府はアメリカの情報に頼りすぎたことも原因だと語っている。
アメリカの法執行官が匿名で、メキシコ当局が家を捜索した時にいた人物について混乱があった、と語った。
ひとこと
ですよねー。
とお思いになるだろう。
どうもおかしいと思ってたけど、やっぱり別人でした。
そんな簡単に捕まるか?と疑問だった。
シナロアカルテルは、アメリカのDEA(今回の逮捕劇の主な情報源)にも人間を送り込んでる。[5]
それだから、シナロアは密輸ルートを固めてメキシコで勢力を拡大できているわけで。
当然、がさ入れの情報も麻薬組織に流れてるでしょう。
こんな状態で、ボスの息子を逮捕できる方が不思議だと思うのだが。
メキシコでの麻薬戦争は終わらない。
ここまで読んだらクリック
[1] BBC,"Mexico: 'Mistaken identity' over Guzman drug arrest"
[2] WP,"Arrested man may not be son of Mexican drug lord ‘El Chapo’ Guzman"
[3] Le Monde,"Mexique : erreur sur la personne, le fils d'"El Chapo" court toujours"
[4] Al Jazeera,"Mistaken identity in Mexico drug bust"
[5] Newsweek,"Tinker Tailor Soldier Kingpin"